ストラテジーペイジの2020-6-30記事。
イスラエルのエルビット社の子会社である、カナダのジオスペクトラム・テクノロジー社が、潜水艦と水上艦が、音波で交信できる技術「LRAM」(長距離音響メッセージング)を売り込もうとしている。
これはレイセオン社の「ディープ・サイレン」の二番煎じだ。
この技法では2008にレイセオン社が先行している。
航空機から、味方潜水艦の90km以内にブイを投下。そのブイが、音波と電波をなかだちする。
ただし、上から下への一方通行の簡略な暗号メッセージである。大概は、そのあと、潜水艦側からあらためて無線アンテナを出し、衛星経由で本文メッセージを送受信する必要がある。
米海軍はこんな方式もテストした。潜水艦のゴミ投棄シュートから、通信ブイを放出する。そのブイが海面まで浮上すると、潜水艦からの録音メッセージが送信される。同時にブイは基地からの指令も受信できる。その場合、それを音波に変換して海中に放送する。その音波は90km範囲で、潜水艦によって受信できる。
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Jeff Becker 記者による2020-6-30記事「When it Comes to Missiles, Don’t Copy Russia and China ? Leapfrog Them」。
スペースX のブースターは、打ち上げ点から水平に8km離れたところに軟着陸することもできるし、前回のように、数百km離れた大西洋上の筏の上に軟着陸することもできる。
このブースターは1年以内にもういちど打ち上げに使われる。
あるシンクタンクの試算。もし中共のグアムキラーである東風26の同格品(射程4000km)を米国が製造すると、単価は2100万ドルになり、開発コストは11億ドルだろう。
中共やロシアと同じ方法でINF対抗してもコストで勝てない。INFもブースター再利用を考えたらよい。
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Scout Tafoya 記者による2020-6-27記事「Gone with the Wind, Free Speech, and How We Should Handle Problematic Art」。
映画の『風とともに去りぬ』が作られてから81年経過している。
このパロディの最高傑作は、キャロル・バーネット版だ。
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Anna Borshchevskaya 記者による2020-6-24記事「Japan’s False Hopes of Courting Russia」。
米国務省は日本政府に対し、ヤルタ会談には日本領土の変更に関する法的な拘束力は無い旨、文書で伝えていた。