コーストガード船の火災原因はいまだに不明。

 WYATT OLSON 記者による2020-9-23記事「Marine Corps begins field testing pistol that will replace models used since Cold War」。
   海兵隊も今月の前半から、いよいよ「Sig Sauer」製の新型9ミリ自動拳銃「M18」を部隊に配備開始した。「P320」という市販モデルを軍仕様に小改造したものである。

 すでに米陸軍は2017年から「M18」と、それより少し大きい「M17」拳銃を部隊に支給している。
 また米空軍も「M18」を採用する方向で、昨年から試験を繰り返している。

 海兵隊のすみずみまで新拳銃がいきわたるのは、2021-10-1となる予定。

 それまでながらく使用してきた鉄製の「M9」拳銃は、初弾をダブルアクション(引き金を長く絞れば、ハンマーが起き上がり、且つ、倒れて撃発する)で発射するように教育されてきた。しかしほとんどの兵士は、引き金の荷重やひきしろ長が、初発のダブルアクションと次発以降のシングルアクション(さいしょから撃発機構が待機状態でコックされており、軽いプルですぐ落ちる)とで違ってしまうことに、とまどってしまう。

 「M18」には、2種類の引き金アクションがない。第一発目から、最終弾まで、常に同じプルで撃発がなされる。したがって、教育上、および安全上、有利である。

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 ストラテジーペイジの2020-9-24。
   ヒマラヤ国境の小競り合いは、中共軍がパンゴン湖附近のインド領ラダク州の数千平方kmの地積を占領して終結した。中共の勝ちである。

 中共軍はインド軍よりも、期待できる軍資金に5倍の余裕がある。だからインドは引き下がる。

 パンゴン湖はアジアでいちばん長い湖で、134kmもある。そのうち45kmはインドのラダク州に楔入しているのだ。一帯は、基本的に、定住民ゼロ。

 ※中共軍の辺境かけつけポリシーは、とにかく隣国軍よりも速く、多数をそこに送り込んで、最初からガツンとかまして、ひきさがらないことであるという。今回は、「リミットなしの増援態勢」を示すことによってインド側を黙らせたように見える。成功例として記憶されるだろう。