杉山穎男事務所からの新刊『刃隠』

 『陸軍戸山流で検証する日本刀真剣斬り』の補遺のような企画になっていて、籏谷嘉辰師もまだお元気でいられるのだと知ることができ、心強い。

 引越し余談。
 ライフハックをひとつご紹介したい。
 さいきんは、賃貸の部屋の窓につくり付けになっているカーテンレールが、太い棒状である場合がある。そしてその可動リングがプラスチック製で、古いものは、カーテンの吊り金具を差し込もうとしただけで、すぐに欠けてしまったりする。
 そこで代用品となるものがないかと探していたが、みつかった。
 (株)ミツヤ で製造している事務用品の「カードリング No.1」だ。内径35mm。
 鋼線にニッケルメッキしてあるので、錆びない。
 リングじたいが蝶番になっていて、カチッとかみあう。
 だから、棒状カーテンレールを取り外す必要なく、そこに、自在に後付けすることが可能。
 カーテン側の金具にも工夫が要るかもしれない。わたしは、いっぽうが鰐口クリップになっている吊り金具を取り付けた。その先端の、ひっかけ針金の部分は、ラジオペンチで曲げることができる。それをスパイラル状に加工した。
 カーテンの重さで「カードリング」が開いてしまうようなことはなく、滑りもよく、言うことなしだ。

 もうひとつ。「激おちくん」でシーリングライトの半透明カバーを拭くと、数日後に、おそろしいことになるよ。これに関しては、布の雑巾と水道水だけで手入れするのが安全です。

 もうひとつ。使う予定のない、壁に埋め込まれている灯油の給油パイプ端末に、ゴムキャップが嵌められていない場合、うっかりと誰かがコックをひねったら、床は灯油浸し――ということに……。
 床暖房(不凍液)のバルブと、素人は勘違いをしかねないから、あぶないったらない。
 巨大なホームセンターに行けば、200円前後でこのキャップは手に入ります。

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Antonio Regalado記者による2020-10-2記事「What drug treatments will President Trump get?」。
    74歳で肥満しているトランプ氏は、新コロに罹ったため死の転帰に至る確率が5%ある。とにかく30歳以下の患者の100倍のリスクを覚悟しなければいけないのだ。

 トランプ氏とメラニア夫人、さらに政権中枢幹部には、未承認薬の投与や未承認療法の実施も、大統領権限でいくらでも可能であるはずだ。しかしそれは救済オプションであると同時に危機オプションでもある。思いつきで消毒液を静注されたら誰もタダでは済まぬ道理だ。

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 ストラテジーペイジの2020-10-2記事。
     ようやく今年、「殲20」が量産段階に移行するかもしれない。各部がいじられ、もはや「B型」だという。

 必要な新素材の加工をオートメ化できず、プロ職工頼みとなっているので、その人手を集められないのが、製造上のネックになっている。

 公表値によると、殲20の開発のために2018年には44億ドルかかった。そして1機の製造コストは1億1000万ドルだという。その2018年までに、合計6機が納品されている。

 2017年にメーカー〔の共産党幹部〕は月産3機にするとフカしていた。だが実績は2018なかばまで完成機ゼロであった。

 ※飛行機のことなど何もわからん共産党の若手幹部(社内重役)が、メーカーの経営陣に、今年中に何十機製造しろと、自分の出世のための手柄ばかり考えて無体な要求を出した様子が、目に浮かぶね。メーカー側のモチベーションが、なくなったのだろう。そこで2019か2010初めに、重役の首のすげかえが行われたのではないか。

 いっぽう、米国のジェネラル・アトミクス社は、1955年の同社の原点に帰り、アイソトープ核崩壊熱利用エンジンを、火星へ行く宇宙船用に、製造するという。
 ニュークリア・サーマル・プロパルジョンといい、核崩壊熱でガスを加熱し、ガスにスピードを与え、その反動によって宇宙船を前へ進める。

 離陸発射に使えるほど強力ではないが、地球重力を脱した後では、このエンジンが効率的に働く。

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 JOHN VANDIVER 記者による2020-10-2記事「USS Hershel ‘Woody’ Williams first major Navy ship to be based in Greece in decades」。
     クレタ島のギリシャ領内にあるソーダ湾に、『USS Hershel “Woody” Williams 』が錨を下ろした。このフネは、巨大高速コンテナ船に頑丈なヘリコプター甲板を後付けしたもので、海兵隊や特殊部隊が臨時の前線拠点とすることができる。アフリコムの指揮下に入った。艦隊は第六艦隊。

 一部の観測では、米国は、トルコを信用できなくなったので、トルコ国内のインシルリク空軍基地の機能を、ソーダ湾へ移してしまう計画があるのではないかと。もちろんペンタゴンは否定している。

 このフネ、海兵隊のヘリコプターを同時に4機、離発艦させることができる。武装隊員は250名を宿泊させられる。

 乗員は2組(ブルー・クルーとゴールド・クルー)が揃っていて、定期的(だいたい半年毎)に勤番を替わる。本拠地のノーフォーク軍港との間で、人員をローテーションさせる。

 ※重量級のヘリコプターを運用するためには、飛行甲板はどのくらい頑丈に張らなければならないか、このフネの写真を見れば、誰でも理解できるというところが、また、すばらしい。



陸軍戸山流で検証する日本刀真剣斬り [新装版]