二回感染症例の報告は、来年の五輪などあり得ないことを教える。

Charlotte Jee 記者による2020-10-13記事「A man caught coronavirus twice?and it was worse the second time」。
     雑誌『ランセット 感染症』に掲載された、一米国男性患者の例。新コロが治ってから2ヶ月の後、また新コロに罹ってしまった。

 新コロに二度、罹患した症例として、この男性は、5番目となる。
 彼より前の4名とは、香港、ベルギー、エクアドル、オランダの患者それぞれ1名ずつだ。

 米国のこの最新患者の、特異所見。一度目の発症時より、二度目のときの方が、症状が重い。
 担当した医師が、ウィルスのゲノムを比較したところ、この患者を襲った一度目の新コロと二度目の新コロは、別タイプであった。

 類似の前例としては、エクアドルの患者も、そうであった。

 米国の患者は25歳である。初回の陽性判明が4月18日だった。喉の痛み、頭痛、吐き気、下痢などの自覚症状はその前のセベラル週間、あったという。しかし発熱は伴わぬものだった。

 4月27日には、すっかり治ったと本人は思った。5月9日と26日に2回テストして、陰性。
 ところがその2日後の5月28日、また症状が出てきた。こんどは発熱やめまいも伴うものだった。6月5日にテスト陽性の結果が出た。呼吸困難となり、入院。この人に基礎疾患は無かった。今は、快癒しているという。

 ※複数方面の環境変化が五輪を最終消滅へ向かわせている。どうやら新コロには永久免疫ができないらしいことがひとつ。ワクチンが年内に間に合っても、三密はその後も推奨され得ない。次に、商売を優先する結果、政治的に人類に大害を為しつつある中共やロシア、反日レイシズム集団である韓国人などの関与を排除することができない、没道徳性がひとつ。そして三番目は、女子競技において性転換者の身体能力が突出して来るために、いままでは主催者が説明を迫られなかった、女子競技と男子競技をそもそも分けていることにどんな正当な理由があるのかをあらためて問われてしまうに違いないこと。公平性の観点からは、馬術競技のように男女を分けないようにするのがスッキリする。が、それでは「五輪マーケット」がシュリンクするので主催者は賛成し得ず、けっきょくは、あらゆるレベルでのチートと政治宣伝まみれのイベントに堕して行くはずだ。わが政府はこのような不健全な世界とは早く公式に距離を置き、税金を投入せず、民間に任せてしまうのが、《日本の道》としてふさわしいだろう。



日本人のスポーツ戦略―各種競技におけるデカ/チビ問題