J.P. LAWRENCE 記者による2020-11-7記事「Decorated Afghan pilot who protected US airmen in hiding after Pentagon reverses approval to come to US」。
米国人1名が操縦していた「A-29スーパーツカノ」がアフガニスタン北部に今年の夏、墜落したが、それを、アフガニスタン人のヘリコプターパイロットが救難した。2機のMD-530を指揮して。
このアフガニスタン軍少佐は、タリバンから脅迫の手紙が来た、と主張して、軍の上官にもいっさい報告せずに、勝手に米国への家族亡命を申請し、いったん許可されていたが、出国当日に米大使館からキャンセルされ、米国行きの飛行機には乗れなかった。この少佐にヘリ操縦を教えた米陸軍の教官が、米本土でのホスト役を買って出ていた。
少佐の主張するところによると、自分ほど多数のタリバンを殺した軍人はいないのだという。
しかしアフガニスタン政府にいわせれば、所属する軍の許可もなく勝手に職務を放棄して出国すれば「脱走罪」となり、タリバンといっしょに刑務所へ収監するしかない。
※そりゃそうだ。政府行政官と政府軍将兵は全員がタリバンから家族ごと命を狙われている。イスラミック地域では「テロ組織からの脅迫の手紙」なるものは、しばしば贋造である。
次。
CPT Sean T. Martin 他の記者による記事「Combined-Arms Teams in the Offense」。
MILESは、露軍の高度なレーザー照準システム。露軍の正規部隊の火力はこれと一体なのである。だから対抗部隊(甲)の火力の有効射程を甘く見積もっていてはいけない。
BTR-90の30ミリ機関砲は、距離2500mでも当たる。
露軍の最新攻撃ヘリが搭載する30ミリ機関銃は、4000mまで有効である。
23ミリ×4連は、2500m。
AT-10という対戦車ミサイルは交戦距離が4km。
露軍のBMPも2500m先からその30ミリでこっちの軽装甲車両と交戦できる。
T-90の戦車砲も、BMP-3の対戦車ミサイルも、米陸軍のエイブラムズ戦車の側面を51%の確率で撃破できる。こっちは絶対に敵に対して横を向いてはならぬわけである。正面ならば敵には13%の撃破チャンスしかない。背面だと29%である。背面より側面がヤバイのだと知れ!
露軍のM2/M107 は、火力交戦距離に入った場合、わがストライカーを20%のチャンスで屠れる。相対姿勢は無関係である。
AT13D は、エイブラムズの正面にヒットした場合、破壊できるチャンスが9%ある。リア面なら27%、サイドなら36%である。ブラドリーならヒット面に関係なく83%の確率で破壊できる。ストライカーならヒット面に関係なく90%である。
ちなみにわが米軍の「マーク19」自動擲弾発射機は、40ミリ弾を2400m飛ばせる。これは12.7ミリ機関銃の1000mよりもリーチが長いのだ。対機甲の力は無いが……。
※遂に1期で終わるトランプ政権は、日本から見て「メリットのあるブラックボックス」であった。これが消えてなくなるのは、わが国からすれば惜しいことだが、仕方ない。おそらくブラックボックスの内部でボスに仕えていた人たちには、毎日が悪夢の連続だったのであろう。ボスに人情がないので、若手や中堅の野心家にとって「仕えで」がないのである。精神的に酬われないのだ。
今後だが、バイデン氏はいつ寝たきりの中風患者となってもおかしくない。そんなことは皆承知だから、実質大統領に昇格必至のインド系のカマラ氏に若手・中堅は仕えておこうとするだろう。日本政府がやるべき仕事は、新政権、殊にカマラ氏の周囲に韓国系工作員が接近しないように、先手・先手で猛攻し続けること。
日本外務省の仕事はいつも「詰め」が甘いのだ。攻勢をどこかで中断してしまったら勝利は後からたやすくひっくりかえされるという戦場のリアルを、いつになったら学ぶのだ? 休止しないでくれよ。

陸軍機械化兵器 (War books)

文庫 「日本国憲法」廃棄論 (草思社文庫)