CAITLIN M. KENNEY 記者による2020-11-30記事「Navy says rebuilding USS Bonhomme Richard after fire would be too expensive」。
米海軍が見積もったところ、いまさら修繕すればコストは30億ドル、期間は7年かかる。
揚陸艦ではなく、病院船や指揮司令部として復活させたらどうかという案も斥けた。それにも10億ドルかかり、そのカネがあったら新造艦を1隻発注した方がよい。
『ボノム・リシャール』をスクラップにするためのコストは、3000万ドルである。期間は1年かかる。
次。
Joseph Trevithick記者による2020-11-30記事「Let’s Talk About Remote-Controlled Gun Turrets And The Killing Of Iran’s Top Nuclear Scientist」。
ファクリザデ暗殺について、ピックアップトラックに搭載したリモコン銃塔が使われたのではないかという話。だとすると、1997年の『ザ・ジャッカル』というハリウッド映画が予言的な内容であった。
この7月、イスラエルの企業「スマート・シューター」社は、自動火器用の、兵士が1人で持ち運んで任意の地面に置くことができる、リモコン制御三脚を完成して、受注開始している。三脚に精密モーターが組み込んであり、兵士はスマホで遠いところから照準して、発射することができる。
RWSが使われたという話のソースは、IRGC(イラン革命防衛隊)の将官アリ・シャカニ。ファクリザデの葬儀に参列し、そこでIRGC系のニュース通信社「ファルス」に対してこれを語った。
「ファルス」の報道は日曜日であった。
ファクリザデ自身が日産セダンを運転していた。女房が同乗していた。前後には護衛車×3台。
道が大きく曲がっていて、車列が減速しなければならないところに、青い日産のピックアップトラックが駐車していた。無人であった。
その車内に設置されていた無人銃塔が、火を噴いた。
「ファルス」通信によれば、ファクリザデは即死せず、襲撃だと思って車を降りた。そこにさらに銃弾が集中し、彼の脇や背中に命中した。すくなくも1発が背骨を断ち切った。1人のボディガードが覆いかぶさったが遅かった。ボディーガードも銃弾で負傷している。
その後、青いピックアップは、自爆した。
写真を見ると、爆弾は車体の前方に仕掛けられていたようだ。
他に何人の死傷者が生じたのかは不明。
ファクリザデはまず最寄りの病院にかつぎこまれ、そこからヘリコプターでテヘランの軍病院へ搬送され、そこで死亡が確認された。
別な報道によると、リモコンのためのデータ通信は、衛星経由であったと。
残骸のRWSのロゴなどから、イスラエルの武器メーカー製であると特定されたという。
この武器が写っている現場の画像は秘匿されており、一部分も公表されていない。
「ファルス」の第一報では話はぜんぜん異なっていた。すなわち最初に爆発が1回あって、つづいてガンマンの集団が射撃を開始してファクリザデを殺したのだと報じていた。
まず駐車している車を爆発させてコンボイの動きを止めるという手順には説得力があるように聞こえたのだった。
現場に3~4人の死者が生じ、その中に襲撃者全員が含まれているという当初報道も、嘘であった。
別なイランのメディアの報道では、ガンマンは12人くらいいて、それを陰で支援した在イランの工作員は50人くらいいたのだと。
1997の映画では、ブルース・ウィリスが演ずる暗殺者「ジャッカル」が、ミニバンの中に仕掛けたリモコン制御の重機関銃で、大統領夫人を暗殺しようとした。
※その時点の大統領はクリントン(1993-2001)だから、ヒラリーが対象者に擬されていたわけだ。ヒラリーといえばサタディナイトライブのケイト・マッキノンが脳裏をよぎらねばならない。そしてSNLの英語がわずかでも分る人には、米地上波のコメディ番組がトランプと同じくらいに民主党系公人もなで斬り式におちょくってきた歴史を知っているだろう。ユーチューブではバイデンのものまねを何年もさかのぼって確認できる。米メディア関係者がトランプを特別に嫌いなのは、大統領になる前の多年のメディア露出によってトランプ氏の本性が「小人」たることが知悉されていたからである。他者の小人ぶりを知れば知るほど、「国家の顔」になる公職候補としては支持したくなるなる。これは人情である。

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