ぴぃぷぅ吹いてますかい北風が。

 Jack Nicas & Davey Alba 記者による2021-1-10記事「How Parler, a Chosen App of Trump Fans, Became a Test of Free Speech」。
  パーラーのマッツ社長は27歳で、ラスベガスのソフトウェアエンジニアだった。
 パーラーApp のユーザーは、1500万人いるという。

 大障害発生。パーラーはアマゾンの巨大サーバーを借りていたらしい。だから米国時間の月曜に、パーラーはオフラインになってしまった。サーバーから放り出されたのだ。

 マッツ社長は今、中小のサーバー提供会社に声をかけまくって、データ保存のため奔走している。1週間くらいはかかるだろうという。

 ※フリースピーチを本気で維持したいなら、1社のメガサーバーに依拠しては絶対にいけなかったのだね。いずれ誰かが、データもサーバーも極限まで分散して、ユーザーの個人所有PCが、多重的にデータのごく一部の「カケラ」を匿名的に「雨宿り」させる、そんなシステムを考えるんじゃないかと思う。

 次。
 Todd South 記者による記事「New in 2021: Marines and loitering munitions ― from LAVs to infantry squads, the Corps wants more in the new year」。
   海兵隊は、大型と小型の二種類のロイタリングミュニション(無人うろつき自爆特攻機)を導入したい。世界のメーカーに対する公募は11月になされ、応募の締め切りは1月である。

 歩兵が携行できるポータブルコンテナから、レンジ20km、滞空90分可能な自爆ドローンをスウォーム放出したい。スウォームの規模は15機である。

 海兵隊の火力支援部門は、十五榴だけでなく、120ミリ迫撃砲までも廃止してしまいたい。その代わりにスウォーム自爆ドローンを頼ろうというのだ。

 射程100kmの地対地ミサイルの弾頭部に複数の自爆ドローンを詰め込んで放つという案も。この兵器の最短レンジは7kmになる予定。



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