リバティーとセキュリティの線引き。

 Charlotte Jee 記者による2021-1-11記事「Amazon has pulled Parler offline」。
     米国時間の日曜日の夜にアマゾンのサーバーがパーラーのホスティングを停止。これによってパーラーはオフライン状態になっている。

 アマゾンからパーラーに送られた、決定通知の文面は、「バズフィード」が掲載している。

 パーラーは2018に始まった。バイデンが選挙に勝ってから利用者が急増。
 《マイク・ペンスを処刑しろ》などと公然と論議されている。※トランプを庇わなかったというわけか。

 トランプ氏は現在、ツイッター、フェイスブック、スポティファイ、グーグル、スナップチャット、レデイット、トウィッチ、ショピファイ、ティックトク、ピンタレストから追放されている。また「ストライプ」は、そこを通じて人々がトランプ陣営への政治献金をできなくする手続きに入った。

 2019年に「クラウドフレフア」というホスティングサーバー提供会社は、大量動画投稿サイトの「8chan」の利用をbanしている。数週間前に、そのbanは解除されたところである。

 次。
 Stephen Kruiser 記者による2020-1-18記事「The Second American Civil War Has Already Been Fought and Academia Won」。
       民主党支配の米国諸都市では、マルキストが子供に階級闘争史観を幼稚園前から刷り込んでいるのだ。1960年代からそれは始められている。
 これが第二次南北戦争を呼ぶだろうとわたしは2013から本の中で主張してきた。

 第二次南北戦争は、見えない戦争だ。心と精神の戦争だ。それは若い世代が闘う。
 大学内では言論の自由はとっくにない。保守派が演説を予定すると、校内でそれに反対する小暴動が起きるようになった。

 口はマックスで脳はミニマムな若い運動家たちがマスコミの注目をかちえて彗星のように権力を握る。村の長老たちは叩頭するしかない。これが左翼の長期の活動の成果なのだ。

 バラク・オバマは、われわれの最初の「進歩派」大統領だった。
 オバマ時代に、全米の若者は、26歳までは、両親の保険でカバーされることが可能にされた。「オバマ・ケアー」は、米国の青年を、26歳までは一人前でない子供扱いとするのだ。

 次の大統領選挙でバイデンが勝てば、60年代から推進されてきた米国の学校の左翼機関化は完成するだろう。

 現今の、オンライン化等による在宅学習の強化は、願ってもない変化である。オンラインでは、左翼思想の刷り込みは難しい。オンラインは、両親や生徒が自由に学校や授業を選択することを可能にする。それは教職員組合の政治工作力を弱体化する。



[新訳]名将言行録 大乱世を生き抜いた192人のサムライたち