尖閣諸島の精密3D模型をプラモデル屋かガレージキット屋で量産して売り出して欲しい。

 これがないとイメージが湧かなすぎるので……。
 部屋の中に正確なスケールで離して点在させると、イメージを掴めるはずだ。
 日本人が買わなくたって、中共軍が大量注文してくれる。売り上げは約束されているようなものだ。

 「離島・孤島シリーズ」として、他の島のバリエーションも増やして欲しい。
 旅行に行けないなら、せめて旅行した気分にさせる、そういうプラモデルだ。
 オモチャ屋も、頭を使えや!

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 John Timmer 記者による202-1-23記事「What’s the technology behind a five-minute charge battery?」。
   ストアドット社に、五分で充電できるバッテリーとやらについてインタビューを申し入れたところ、何も答えることはできないとの返事を得た。彼らは『ガーディアン』紙だけにネタを流す宣伝戦略を採用したらしいのである。

 そこでストアドット社のサイトを筆頭に、過去の関連公開情報をつなぎあわせ、推測することにした。

 一般人が誤解しがちなことをまず注意しておく。急速充電にはデメリットがあると考えられる。それは、同じ重量のバッテリーを搭載していても、低速充電した場合より、充電総量が減ってしまうのだ。
 わかりやすくたとえると、5分間充電によって300km走れるようになる自動車バッテリーができたとして、その同じ重量のバッテリーは、もし1時間かけて充電すれば600km走れるだろう。そういうイメージをしてみて欲しい。

 実用上の難関は、放熱問題であろう。みなさんはスマホに充電すればスマホが発熱するのを知覚する。同じことが自動車用バッテリーでも生ずる。急速充電すれば、その急速さに比例して大発熱する。これは不可避の現象である。

 ストアドット社は、バッテリーのセルとセルの間に隙間を設け、バッテリーハウジングに多数の孔をあけ、ファンによる強制冷却エアがそのあいだを流れるように計っている。

 この妥協により、ストアドット社のバッテリーは、在来式のバッテリーよりも、重量あたりの容積は増大する。嵩張るのである。

 いわゆるリチウムイオン電池。炭素からなるグラフェンのシートが多層を成すグラファイト。それがリチウムイオンをやりとりしている。
 もし炭素のかわりに、硫黄やシリコンを使えるならば、リチウムイオンの密度をもっと高めることが可能だと分っている。
 硫黄には厄介な化学反応があり、それが障害。かたやシリコンには危険な化学反応はなさそうだ。

 だがシリコンにリチウムイオンをやりとりさせると、シリコンは膨張と収縮を繰り返す。その物理性情が、電池の構造じたいを破壊してしまうのだ。
 ストアドット社は、シリコンをナノ粒子にし、極薄の電極板の中に散在させることで、この膨張収縮問題を解決し、且つ、電極の表面積を増やして急速充電させやすくしたのであろう。同社はこの方向を2017年にはもう打ち出していた。※ストアドットという社名の由来もそこか。

 ※物理的に膨張&収縮するのなら、それを逆手にとり、シートの「蠕動」によって熱伝導ガスの対流を起こしてやるようにしたら、空冷ファンを回すための余計な電力消費は必要ではなくなるのでは? つまり電池の大部分で充電をしている最中に、電池の一部ではわざと放電をさせるようにし、その放電運動によって冷媒を循環させたら?

 ストアドット社は、自己修復ポリマー薄紙を採用したかもしれない。膨張して裂け目ができても、すぐにくっつく物質だ。そのポリマー紙が電導性かどうかは不明だが。

 『ガーディアン』によるとストアドット社は2018年に中共の一企業に生産を委托することに決めた。

 早く量産にこぎつけるためにメーカーは、課題山積のシリコンの代りに、暫くは、扱いやすいゲルマニウムを使う気かもしれない。しかしその場合、コストは跳ね上がる。

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Antonio Regalado 記者による2021-1-23記事「We could know soon whether vaccines work against a scary new coronavirus variant」。
    ジョンソン&ジョンソン社が今試験評価中のワクチンは、1回射つだけでよく、保管方法もイージーなもので可。
 だから後進国地域では、モデルナやファイザーのワクチンよりも、こっちに期待がかかっている。

 今、合衆国の他に、南アでも、実射テストが進められている。この結果が注目される理由は、南アフリカにはすでに英国変異型の中国ウイルスが流行しているので、両地域での効き目がもし同じならば、JJワクチンは、変異武漢肺炎にも効くのだという証拠になるから。

 南アでは7000人に試射した。
 JJワクチンの試射は昨年9月にスタートし、12月17日までにぜんたいで4万5000人にしており、1月末にはその結果がわかる。

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 Minnie Chan記者による2021-1-26記事「South China Sea: Chinese military deploys ballistic missile’s launchers for training」。
  東風26が山東半島にも配備され、横須賀軍港に停泊中の米海軍艦艇はいつでも中共軍から弾道弾で奇襲され得ることになった。

 ※またしてもわたしの古くからの提案を自衛隊よりも先に中共軍がいちはやく採用して実現してしまった。「対艦弾道弾」なんてものはフェイクだが、軍港の桟橋のGPS座標はすべて既知なので、碇泊中の軍艦に対する脅かしとしては、アリなのである。



尖閣侵攻は総理の統帥権で抑止せよ 【Voice S】