北海道にはひきつづき、ブラックアウトのリスクがあるわけです。
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Forrest Wickman 記者による2012-3-6記事「Is Prostitution Really the World’s Oldest Profession?」。
娼婦は世界最古の職業なのだろうか?
定義によるだろう。
人類は数千年前から「貨幣」および「商品」を、セックス・サービスと交換してきたと考えられる。
交換できる余剰物資が獲得された社会では、それも自然発生しただろう。
旧約聖書に出てくるイスラエル人たちは、多数の、第二夫人以下の妾たちを持っていたとある。
たとえばソロモン王は、700人の妻と、300人の妾を所有していたという。この300人の機能を想像してみたらいい。
古代ローマでは、硬貨1枚で買える娼婦たちがすでに宿屋ごとに存在したことが分っている。
今日的な娼婦のイメージはビクトリア朝の英国で確定したかもしれない。公衆衛生当局が、性病の蔓延に関して、当時の大都市の娼婦集団を非難したからだ。
1888年、ルドヤード・キプリングが、娼婦についての小説を書いた。出だしはこうだ。「ラランは世界で最も古代からある職業団の一員だった」。
これが《世界最古の職業》という表現の初出である。
1900年代前半に米国では、キリスト教主義の立場から、人類社会の進歩について論議することが盛んになった。そのさいに、売春業をどうなくせるのかについても取り沙汰された。
医者のグループは、そんなもの根絶できるわけがない、なぜなら人の性質は昔から同じなんだから、と、旧約聖書に出てくる妾たちを例に挙げ、且つ、このキプリングの表現をテキトーに引用して、議論に参戦した。結果、決定的に広まって定着したのである。
1932年に『世界で最も古い職業』というタイトルで、かなり権威ある書籍が米国で公刊された。これは1929年以降の売春をとくに取り上げていた。 ※大恐慌時代である。
象牙海岸のチンパンジーのメスは、食い物と引き換えにオスに身を売っているのが観察されているという。
また南極大陸でアデリーペンギンの有夫のメスは、巣づくりのための石が入手難であるときに、独身のオスから小石を貰って、代わりに性を提供することがあると報告されている。ただし、そのようなメスは数%にとどまる、と。