インドネシア潜水艦についての最新報道

 Eric Ireng 記者による記事「Unidentified floating object detected in search for missing Indonesian submarine with 53 on board」。
   インドネシア政府発表。海底に磁界が変化する箇所を発見。事故潜水艦かもしれない。そこの深度は50mから100mだと。

 この潜水艦は、潜航後は酸素は3日しかもたない。53人乗っていたとすれば。
 したがってタイムリミットは土曜日の午前3時である。

 連絡が途絶した時刻は、現地の水曜日の午前4時30分。

 燃料油が海面に広がっているのをヘリコプターが発見している。

 この艦の設計安全深度は500m。
 しかし電源喪失したとすれば、どこまでも沈んでしまう。

 海軍の人いわく。クルーは場所を示すためにわざと燃料を放出したのではないか。

 このあたりには浅いところもあれば深いところもある。深いところは1500m以上ある。

 次。
 Andrew Backhouse and AFP による2021-4-23記事「Growing fears for missing Indonesian submarine KRI Nanggala 402 as oxygen supply runs out」。
   この潜水艦は700mまで沈んだら圧壊するはずだと軍事専門家たちはいう。

 燃料タンクにヒビが入って油が漏れたのだとしたら、事態はまずい。

 2000年の原潜『クルスク』喪失事故は、魚雷の自爆が原因だったが、一部乗員は窒息前に数日間生きていて、家族に当てて血書の遺言をしたためていた。118人死亡。

 2003には中共の『明』級が沈没して70人溺死。
 2008には日本海で露潜が火災を起こし、消火剤の毒成分で20人死亡。
 2018にはアルゼンチンの潜水艦が行方不明。44人乗組み。



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