日本の農機具メーカーはランボルギーニのひそみにならって電動自動車に乗り出すべきでは?

 四日ほど前の記事「Australian man convicted of possessing child sex dolls」。
   中共製の「解剖学的に正しい人形(anatomically-correct doll)」〔ネットでヒットするのは、0歳児の実寸大リアル人形〕を、小児性愛嗜好用に輸入したオーストラリア・クインズランド州の45歳の男が、警察にとっつかまった。
 ※ただし荷物が配達される前であり、所持しているとは言えない段階だった。

 豪州は「チャイルド・セックス・ドール」の所持を禁ずる新法を導入しており、それに抵触して逮捕された第一号になった。

 家宅捜索の結果、男の家には別に2体、4~5歳の女児を模した人形があった。
 いずれも「穴」がリアルに再現されているものである。

 ※この禁止法の考え方だが、要するに人形で感覚麻痺した男はリアルの対小児性犯罪に向かうのでよくないのだという理屈のようだ。

 こうした人形は遅くとも2014年からインターネットで発注することができた。

 裁判で被告は有罪を認め、判事は懲役2年を言い渡し、その場で保護観察条件下での釈放を命じた。保釈保証金は2000豪州ドル(もし再び訴追されれば没収される)。

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 Nick Kurczewski 記者による2018-11-16記事「Lamborghini Supercars Exist Because of a 10-Lira Tractor Clutch」。
    フェルッチョ・ランボルギーニはもともと農業用トラクターの製造業者であった。私有車としてフェラーリを持っていて、トラクターの契約をしてくれた客をその車でレストランまで連れて行ったりした。

 ランボルギーニ社でテストドライバーを長く勤めたバルボニの証言によると、フェルッチョ社長自身は下手糞ドライバーで、よくフェラーリのクラッチを焦がしていたという。
 そのたびにフェラーリ工場へ行って交換修理を頼まねばならない。しかし三度目か四度目のクラッチ交換が必要になったとき、彼は決意した。こんどからはウチの技師長にクラッチを製作させ、それをフェラーリに取り付けてやるぞ、と。

 フェラーリのエンジンとトランスミッションを分解したところ、ランボルギーニのメカニックは発見した。フェラーリに適合するクラッチは、ランボルギーニ社の小型トラクター用としても理想的なものである、と。

 フェルッチョは呆れた。ウチの製品に組みつけられている10リラの部品に、フェラーリ工場では1000リラの値を付けていやがるのか、と。

 その後、エンゾ・フェラーリにフェルッチョは談判する。あんたの自動車にウチの部品を使わないかと、と。
 しかしエンゾはその申し出を、トラクターを見下すコメントとともに峻拒したので、フェルッチョは怒って決心した。

 フェルッチョは1962年に自社の中に自動車部門を新設。翌年、試作車を自動車ショーに出展した。
 そして1964年に、「ランボルギーニ 350GT」を発売したのである。