水中で発射できる4銃身のピストルを製造しているとイランが宣伝中。70年代のソ連製「SPP-1」のコピー。

 どうもイラン系の破壊工作員はイスラエルと水中で死闘をくりひろげているようだ。しかし、してやられてばかりなので、こんな宣伝によってモサドのフロッグマンをたじろがせてやろうというのか。

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 Lu Li-Shih 記者による記事「Decoding China’s Recent Combat Drills in the First Island Chain」。
   中共軍は「センサー to シューター」のことを「A射B導」と訳している。※甲射乙導?
 それを「J-16」に訓練させている。

 中共は2018の珠海航空宇宙見本市で、「Q-5」「J-6/7/8」などの旧式軍用機をリタイアさせるさいに、UAVに改造して活用すると、ボードで宣伝していた。
 2021-6-17に初めて台湾南方に「J-7」(ミグ21もどき)を飛ばしてきたのは、その予行かもしれない。J-7はすでに2011時点で22機が無人機に改造されているのである。

 ※この記者は台湾海軍でコルヴェットの艦長までやっていた大佐。

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 ストラテジーペイジの2021-6-28記事。
    中共は6月、「J-20」の2個目のスコードロンをデビューさせた。このことは、中共製の「WS-10A」エンジンの調子が悪くないことを示唆する。ロシアから「AL-31F M2」エンジンを輸入する必要は減ったと考えられる。

 また中共の発表によれば「J-20」用にはさらに強力なエンジン「WS-15」が用意されつつあり、もうじき実装されるという。それはスラスト方向を変えられるすぐれもので、現在、米空軍のF-22が誇っている機能だ。

 ロシアは「スホイ57」用のスラスト可変エンジンをまだ完成できていない。要求出力の大きさと、スラスト可変方式が、なかなか両立しないのだ。非ステルス機用のスラスト可変エンジンなら、既にあるのだが、出力が小さい。

 つまりもし「WS-15」の調子が良いとなれば、中共はロシアを抜いたことになる。

 現状では、「スホイ57」は2020年代のなかばまで、完成すまいと見られている。

 中共は「J-20」を輸出しないと決めていて、それでも財政的に余裕である。かたや、ロシアのメーカーは「スホイ57」を輸出しない限り、「スホイ57」の量産もできないという、絶望的に苦しい財政事情。だから急いで完成させたいはずだが、資金不足のため、完成は遅れている。

 「スホイ57」のプロトタイプに搭載されているエンジンが「AL-41F1」。その信頼性が十分でない。そのため量産に移行できない。
 それを尻目に、中共は、「AL-41F1」と同格の「WS-15」を、サッサと完成させてしまったようだ。

 「スホイ57」はロシアとしてはかつてない高額機になっており、ロシア空軍も少数機しか調達できないことが確実である。だからメーカーは売価を2割値引くと言っている。ほとんど出血生産だ。ロシアの兵器メーカーは軒並み、破産に近づいている。

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 Karen Hao 記者による2021-6-27記事「The FBI accused him of spying for China. It ruined his life」。
    シナ系カナダ人である Anming Hu はテネシー州立大学の准教授であるが、中共の「タレント・プログラム」(千人計画)に乗り、NASAの部内秘を中共へ渡そうとしたとして、FBIによって逮捕された。

 この裁判が揉めている。

 タレント・プログラムとは、西側諸国内で研究職に就いているシナ系学者たちに声をかけ、彼らを産業スパイに仕立て、あるいは彼らが得ている知見と蓄積した情報を、本人の身柄ごと中共に「帰国」させようという事業である。

 そしてこの手合いはじぶんと中共のかかわりを何年も秘密にするというわけで、FBIも長期の泳がせ捜査をする。2018以降、監視はすべてのシナ系研究者に、及んでいる。

 しかしこの「かかわり」の線引きが微妙である。北京大学と連絡があるとか糾弾されても、それは普通のことなのだ。

 米司法当局は「ゴール」をシフトさせており、シナ系研究者たちは皆、浮き足立っている。

 米政府によるシナ系学者に対する嫌疑の目は、バイデン政権になっても強まる一方である。
 FBIにいったん疑われると、「ノーフライ」リストに登載されてしまい、飛行機に乗ることすらできなくなる。社会的に破綻させられてしまう。

 ※この記者さんもMIT内で相当に居心地の悪さを感じているところだろうね。