Alex Gray 記者による2021-7-16記事「The Deep Seabed is China’s Next Target」。
熊プーは深海底に大きな可能性があると確信しており、その開発をどんどん進めさせるつもりだ。
鉱物資源だけでなく、過去2回の五ヵ年計画では、深海底の「生物資源」も利用するのだと強調している。
また熊プーは2014には両極においても「グレート・パワー」になるのだと宣言しており、2018には、両極圏近郷の諸国を経済支配し「ポーラー・シルク・ロード」にするとブチ上げている。
中共は「南極条約」批准国である。ところが熊プーは中共の学者に観測宣伝を始めさせている。2048にはマドリッド・プロトコルが期限切れになるから、そうなったら中共が南極資源を支配するのだという。
2018には人民解放軍の公式文書が、深海底も軍の仕事場だとした。
つまり空戦の他に宇宙戦があるように、海戦の他に深海戦もあるというわけだ。
「量子」や「AI」のように、「深海底」も位置づけられるのである。
中共の国防大学校が出している雑誌『戦略の科学』は2015前半に、深海戦が未来のドメインになるだろうと予言した。
退役した海軍大佐のジェームズ・ファレルいわく。中共軍としては深海資源探査が同時に潜水艦のための深海水調査になるので、並行して進めるのが合理的であると。
「海戦場環境」と彼らは呼んでいる。
次。
ストラテジーペイジの2021-7-16記事。
ガザから放流される「放火風船」。ヘリウムガス風船に、焼夷装置がくっついている。焼夷弾は着地すると発火する。
この放火風船(arson baloon)は、ガザのテロリストが何年も試行錯誤した上で完成度を高めている量産品なので、参考価値が高い。
まず風船は1個ではなくセベラル個を結束して使う。
焼夷装置の重さは500グラム前後である。
攻撃到達点はイスラエルの南部に限定される。
凧も、同様の放火テロに使われているものの、その効果は、風船爆弾にはるかに劣る。
ちなみに地域の卓越風は、常にガザからイスラエル領に向かっている。
2018年の前半いらい、イスラエルはこの経空放火テロによって700件近い被害を受けている。
収穫直前の小麦畑などが狙われる。
風船が着地するのは、国境線から40km以内である。
すくなからぬ風船は、海に落ちてしまうようだ。
小さな風船兵器の放流はどこからでもできるので、さしものイスラエル軍も、報復空爆によっては根絶ができない。
ガザにヘリウムガスや風船素材が外部から密輸されるのを邪魔することぐらいしかできない。
しかしこれらの素材は隠すのがとても簡単なのである。ガスが入っていない風船を畳んで他の商品のあいだに混ぜることは誰にでもできる。そこが、ロケット弾とは違う。
液体ヘリウムは、ガザ地区の病院に6台あるMRI診断装置の磁石を冷却するために堂々と輸入が認められている。
その必要総量は100kgから300kgである。
液化ヘリウムが数kgあれば、風船1000個を膨らませることができる。
だからハマスは、医療用に公式に輸入される液体ヘリウムのほんの一部をちょろまかすだけで、あるていどの放火風船は量産できる。
しかし連日のように大量生産するとなると、それでは足りない。
そこでハマスは、ガザ地区住民が調理用に使っているLNGのボンベに、ヘリウムガスを封入して、ガザに搬入しているようである。
※液化プロパンガスではなく天然ガス? それをタンクで家庭に供給? ちょっと疑問がある。天然ガスならば、そもそも空気よりも軽いので、それ自体を風船に満たしたら、話が早いじゃないか? 比重はヘリウムより重いが、資源的には無限大なんだから、風船の数を増やせば揚力は稼げるはずだ。
6月19日判明。南シナ海のフィリピンのEEZ内へ中共が送り出している船は常時、100隻以上なのだが、過去1ヵ月だと238隻に倍増している。中共は、ポテンシャルとしては、600隻まで「民兵船」として動員ができる。