正直陳述の罪。

 2021-7-15記事「Scientists created several samples of glasses for protection against nuclear radiation」。
   硼酸ビスマスで、放射能(ガンマ線)を通さないガラスができるという研究成果。従来の弗化バリウムのガラスより高性能だと。

 市販の、放射線を遮蔽できると謳うガラスは、大部分、鉛や硫黄を含む。

 鉛のガンマ線遮蔽性能はとてもすぐれているのだが、ガラスをやたら重くする。ガラス1枚が数百キログラムになってしまう。そのため、軽量で安価な、代替の遮蔽組成が探求されていた。

 また従来の製品には、放射線を浴びることでガラスの透明度が劣化するという難点もあった。

 次。
 The Maritime Executive の2021-7-16記事「South Korea Prepares Airlift for Sailors Infected with COVID-19」。
     中東海域に派遣されている韓国駆逐艦内で新コロが蔓延。この300人の乗員をどうやって帰国させるかが検討されていたが、けっきょく、空輸することになった。

 『ムンム大王』という駆逐艦が対海賊鎮圧ミッションでインド洋に出ていた。6月で交代するのだが、その期限の前に新コロが蔓延した。

 感染は、名称非公表の某港に同艦が寄った直後に発生した。

 最初、1人の将校が陸上の病院送りになった。
 そこから他の乗員について検査したところ、濃厚接触者のうち6人が「陽性」だと7月13日に判明。
 げんざい、総員300名のうち80名に症状が出ている。

 文左衛門は15日、空中給油機を派遣しろと命じた。それに患者を乗せて飛び還れと。

 けっきょく、全乗員を空輸で帰国させることになったという。

 この駆逐艦、自航して韓国まで戻るなら、25日間かかる。それでは遅いというわけ。

 派遣されるタンカーは「KC-330」×2機で、そこに全員乗せるつもりである。

 途中、複数の国に着陸するようだが、その国名は非公表。

 別に「除染チーム」が派遣され、駆逐艦を滅菌する。そのあと、艦長1名と運用に必要な最低人数の水兵を空輸して、この駆逐艦を帰国させる。

 『ムンム』は4400トン。2021-2にアデン湾の警備についた。
 このミッションに派遣される前にはワクチンが手に入らず、乗員は誰も予防接種は受けていなかった。
 ようやく5月から、少数の乗員だけは、現地でワクチンを接種できるようになっていたともいうが、大半の乗員は7月でも未接種だった。

 ※パシュトゥーン族はパキスタン政府とは敵対関係にある。麻薬収入が巨大なので、パキスタンから分離独立する気も満々だ。そのパキスタン政府を困らせるために支配域内でシナ人を殺すくらいのことはするであろう。タリバンはパシュトゥーン族内の集団である(アフガン北部の他部族とは不倶戴天)。中共はタリバン(のパキ領内にある外交本部)と話をつけ、タリバンがアフガンの支配者になった暁にはウイグル族は一人もアフガニスタン国内に入れないと約束させたと伝えられているが、ローカルの麻薬収益で成り立っているタリバン内でそんな全国統制ができるとは、とうてい思われない。パキスタン政府の要請で中共軍がアフガンを「新・新疆化」してしまうというのが、見易い未来ではなかろうか? 唐朝はイスラムによって弱らされた。こんどはその報復が見られるであろう。