これによって、常に水中を視認しながら、探りを入れられるようになるから。
「つり」という、従来、門外漢には単調に見えていた暇つぶしが、「水中観察」に進化するのである。
次。
Nancy Montgomery 記者による2021-8-2記事「’World’s fastest man’ raised by Italian single mother who met his US soldier father at Vicenza」。
男子100mで金メダルを取ったイタリアのラモント・マルセル・ジェイコブズ選手の母親はシングルマザーである。そして父親は、ヴィセンザ基地に勤務していた米兵であった。
母親のヴィヴィアナ・マッシーニが18歳の米兵ラモント・マーセル・ジェイコブズ・ジュニアと出合った時は16歳であった。
2人は結婚し、米本土のエルパソのフォート・ブリスに移り住んだ。
3年後、息子が生まれた。その数週間後、父親が韓国勤務と決まった。
母親いわく。それについて行くのが不可能であったので、生後1ヶ月足らずの息子とともにイタリアに帰ったのであると。
現在26歳のジェイコブズは父親を知らずに育った。『ワシントン・ポスト』によれば、初めて父親と会話したのが昨年であったという。
このようなスプリント選手がいたことを誰も知らなかったことは、賭けのオッズが8対1とか10対1であったことからも分かる、と。
げんざい、実の父親はテキサス州ダラスにいて、レースの前にテキストメッセージで激励したという。
次。
ストラテジーペイジの2021-8-2記事。
エルビット社は、射程が異なる2種類の自律誘導ロケット弾のポッドを1台のトラックに搭載する、新MLRSを完成した。
「PULS MLRS」という。中共にもこれとよく似たものがあるという。
台車となるトラックは6×6でも8×8でもよい。C-130で空輸できるサイズでありさえすれば。
選べるポッドは以下の如し。
射程35kmの「アキュラー122mmロケット弾」が18発入ったポッド。
射程40kmの「アキュラー160mmロケット弾」が10発入ったポッド。
射程150kmの「エクストラ」が4発入ったポッド。
射程300kmの「プレデター・ホーク」が2発入ったポッド。
このうちのどれか2つのポッドを混載できる。
このうち「EXTRA」は自重570kg、径306ミリ。洋上発射型もあり。イスラエル軍には2019年に採用されている。GPSで終末誘導される。
イスラエルが米国製のATACMSを改良した製品が「LORA」。自重1.8トンで射程300km。弾頭重量は400kgから600kgでいろいろある。弾頭を軽くすれば400km飛ぶ。GPSと、バックアップのINSにより、狙った点から10m以内に着弾してくれる。イスラエル軍は2018年に導入した。径610ミリはATACMSと同じ。
2006年から実用化され、たとえばイスラエル軍がレバノンで、車載地対地ミサイルを破壊するのに使ったのが「デリラ」。弾頭重量30kgのロイタリングミュニションである。滞空30分可能。2018年にはシリアで、SAM陣地を破壊するのに投入された。
最新バージョンは500km先まで攻撃できる。