3機の韓国軍軍用機により、380人以上の対韓協力アフガニスタン人がソウル近郊の空港に到着した。

 James Crump 記者による2021-8-24記事「Russia Orders Hypersonic Missiles As Putin Vows to Put Weapons on ‘Combat Alert’」。
    ロシア国防省は、「ツィルコン」ハイパーソニックミサイル(3M22)をメーカーに正式発注した。納品は2025年である。
 プーチンの発言によればこの兵器はまだ臨戦状態には置かれていない。

 1000km以上飛翔するという。それも、音速の9倍で。

 7月に試射されている。プラットフォームは『アドミラル・ゴルシコフ』。白海から発射され、マッハ7で飛び、200マイル先のバレンツ海の標的に命中したと。

 ツィルコンを潜水艦から発射するテストは、この8月末にも行ないたい。
 ※VLSから発射するのか?

 TASS通信によるとSSNの『セヴェロドゥヴィンスク』から。

 その前には、潜水艦からの試射は6月だと言われていたのだが、延期された模様である。

 白海は冬になると海象がよくないので、これ以上は延期できない。

 ツィルコンの前のテストは、プーチンの生誕記念日である2020-10-7に実施されている。

 ※巡航ミサイル型のハイパーソニック弾は空気抵抗が大きすぎるため「長射程」と両立させることが難しい。しかし1000km飛んでくれるなら、バルト海の東半分、黒海のほとんどは制圧できる。沿海州から東京に到達させることもできるのである。

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 J.P. Lawrence 記者による2021-8-24記事「Some Afghan evacuees without US visas may gain temporary status to enter country」。
   火曜日、ホワイトハウス発表。ヴィザ書類が完備してない脱出者(アフガニスタン人)も、一時的に米国への入国を許めると。

 ただし「セキュリティ・スクリーニング」をパスしている人々が対象。

 火曜日、国防総省高官がマスコミに語った。7月末からこのかた、63900人強のアフガニスタン人を、米国がカブールから脱出させたと。

 これら脱出民たちは、まず第三国の移送ハブ基地〔タジキスタン、アルウデイド、ラムステイン〕に送り込まれ、そこでセキュリティリスクを念入りに身元調査される。
 ついで米本土の複数の軍事基地に移送され、そこで徹底的な健康スクリーニングがなされる。新コロ注射もされる。それらの基地には、再定住支援機関も待ち構えている。

 従来、特別移民ヴィザ申し込み者は、米国務省から審査に何年も待たされるのが通例であった。
 しかしげんざい本土安全省は、ケースバイケースでその手続きを省略できる、大権能を与えられている。

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 Shi En Kim 記者による2021-8-17記事「Reserchers Transfer a Human Protein Into Plants to Supersize Them」。
  北京大学の研究チームが驚異的な植物改造法を発見した。
 ヒトの肥満に関係のあるFTO(Fat mass and obesity-associated protein)という蛋白質は植物内には存在しないが、この遺伝子情報を植物内に移植することで、コメやイモを巨大化させることに成功したのだ。FTOは、RNAに対してスイッチとして働き、さまざまな蛋白質を合成させるという。

 ※この生物改造を試すべき対象は、肥料や水を大量に必要とする陸生の植物ではなく、勝手にどんどん成長してくれる海生生物ではないのかと思う。たとえばホンダワラを巨大化させればそこから安定的に燃料を収穫できるだろう。その次に試してみるべきなのは、回遊性が強くなく沿岸で漁れる貝類か。貝類なら二酸化炭素の固定にも役立ってくれるだろう。そして中国人のことだから、手当たり次第に実験対象の幅を広げるのは目に見えている。巨大カニ、巨大タコ、巨大バラクーダ、シロナガスクジラを凌駕する揚子江海豚などが登場する日も遠くあるまい。「イルカが攻めてくるぞっ!」