「時代の悪役」が確立すると、世界は、その対峙者が道徳的にいかに劣る存在だろうと、応援してしまう。1980年代にはソ連が悪役だったのでアフガニスタンのゲリラ集団と中共が応援されていた。1930年代後半にはナチスが悪役だったのでソ連が応援され、ナチスに近づいた日本は憎まれた。

 そして今日の「時代の悪役」は中共とロシアになった。

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 ストラテジーペイジの2021-8-26記事。
   今年、南シナ海では、砂盛島を守備する中共兵が、接近するフィリピン空軍機や船舶に、照明弾を発射して威嚇するようになった。

 中共はフィリピンに対して、巨大投資するよ、と約束してきた。ところが、それらも全部嘘であった。なにひとつ実行されていない。

 中共はフィリピンに新コロ注射薬を売った。後で発覚したが、そのワクチンの売価は、他のアジア・アフリカ諸国に売った値段の3倍であった。
 しかも、西側製ワクチンよりも、効き目は低かったのである。

 西太平洋地域でフィリピンが、ワクチン接種で最も遅れを取ることになりそうだ。

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 Caitlin Doornbos 記者による2021-8-26記事「12 US service members killed, 15 wounded in attack on Kabul airport」。
    木曜日のカブール空港出入り口付近の爆発(2箇所)により、米兵12人死亡、15人負傷。

 死んだ12人のうち11名は海兵隊員。1名は海軍の衛生兵。

 アフガニスタンでは、2020-2-8より以降、米兵は1人も死んでいなかった。

 カブール空港のゲートは3箇所ある。1回目の爆発は「アビー・ゲート」で起きた。

 2回目の爆発は、アビー・ゲートから少し離れた、バロン・ホテルの近くで起きた。

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 Kelsey D. Atherton 記者による2013-8-22記事「Union Soldiers Fired This Primitive Machine Gun During The Civil War」。
   1866年8月21日、合衆国連邦陸軍は、初めて「機関銃」を採用した。
 それがガトリング・ガンだ。この製品の特許は1862年に登録されているが、米陸軍が採用したのは、1865年に改良されたモデルであった。

 後年のマキシム機関銃のようなフルオートではない。が、クランク・ハンドルを手で回すと、弾倉に弾丸あるかぎり、無制限に高速で連射できた。

 南北戦争中、ベンジャミン・バトラー少将は、彼の部隊のために12門のガトリング砲を購入して、ヴァジニア州ピーターズバーグ近郊の野戦で、それを使用した。

 ※いろいろ調べたことがあるが、初使用の日付は不明である。ピーターズバーグ包囲は1864年6月15日から65年4月2日にかけて9ヶ月も続いた。そのいつか、としか分からない。ちなみに戊辰戦争は1868~69年。