RQ-180はフィリピンを離陸してどこを偵察しているのか?

 Tyler Rogoway 記者による2021-9-4記事「Mystery Flying Wing Aircraft Photographed Over The Philippines」。
   フィリピン群島中央部にて、9月2日の朝6時15分、上空を「RQ-180 センチネル」が飛ぶのが撮影された。
 米軍のステルス無人ジェット偵察機である。高々度を飛ぶ。

 カメラマンは朝日が当たるタイミングを狙っていた。いつもそこを飛んでいるという情報を得たので。
 使ったカメラは、フジフイルム製の 「X-T2」で、50mm~200mmのズームレンズを装着していた。

 ※200ミリくらいのほうが咄嗟の撮影で失敗がないのだろうか? 今はもっとすごい倍率のデジカメがいくらでもあるはずだよね? そういうのは惑星を撮るにはよくても、上空を高速で動く飛行機を撮るのには適していないということ?

 このセンチネルは、エドワーズ空軍基地では競馬場形の周回を見せているという。
 RQ-180には「シカカ」というニックネームがある。それは、探偵コメディ映画(?)の『エース・ヴェンチュラ 2』に出てきた巨大な白コウモリの名だという。

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 2021-9-2記事「Afghanistan: Taliban to rely on Chinese funds, spokesperson says」。
   タリバンのスポークスマンがイタリアの新聞記者に語った。これからは資金は基本的に中共に頼むつもりだと。

 そのインタビュー記事は火曜日に、『ラ・レプブリカ』紙に載った。

 アフガンには銅資源があると強調。
 また中共領を経由することでアフガンの物産を世界に売れるのであると。

 ただし女の大臣が誕生することはないとも語った。

 アフガン中央銀行は、国外に100億ドルの資産を保有している。タリバンはこれにアクセスできない。

 ※スポークスマンの口から「銅」しか出てこなかったとすると、こりゃあ、アフガニスタンの地下資源は、絶望的に貧相だあね。銅を採掘して採算に載せるには、太い鉄道に接続していないとね。しかしそれを表向きの口実として、イランと中共領を最短で繋ぐ輸送インフラ「アフガン北部横断ライン」を整備することには、習近平として大きな意味があるだろう。