全国に路面電車を復活させ、それを人間がロープで引っ張る仕組みとすれば、500万人の失業者を救済できるかもしれないよね?

 AFPの2021-9-12記事「The foreign legion of YouTubers defending China」。
    コロムビア人とかシンガポール人とかの教師級の英語スピーカーたちを中共に居住させ、ユーチューブチャンネルを開設させ、中共に批判的な海外メディアに対していちいち動画で反論させ、できれば世界の諸国民たちを洗脳してしまうことを使命とする「ユーチューブ外人部隊」が存在する。

 彼らはさいきんでは、新疆地区における中共当局によるウイグル人人権弾圧をめぐる国際的な非難に対して反論をさせられている。

 ユーチューブは、いっぱんの中国人民は、ネットで視聴することができない。国家によって規制されているので。

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 Maroosha Muzaffar 記者による2021-9-1記事「How South Korea lost faith in its surgeons」。
    ある韓国人の大学生。顎が出ているので高校時代にいじめられた。それで2016に5600ドル払ってソウル市内の医院で下顎部の線をスリム化する美容整形手術を受けたところ、意識不明となり、49日後に出血多量で死亡したという。

 母親いわく。手術は医師ではなくインターンによって実施されたと。
 裁判では医師の過失致死が認められて懲役3年の判決。

 この事件の余波で法律が出来、CCTV(=監視カメラの略で、中国中央電視台のことではない)が韓国の病院の手術室内に常設されることなった。もちろん病院関係者は大反発したのだが。

 韓国では美容整形手術は107億ドル市場である。
 そして規制が緩いので「ゴースト医師」が蔟生した。無資格者たちが執刀し、工場のように大量の患者を施術するのだ。

 2019年において手術室内の監視カメラは、韓国全土で115万台に達しているという。

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 Karin Zeitvogel 記者による2021-9-9記事「70 percent of active-duty troops already fully vaccinated against the coronavirus, senior official says」。
    米国内外の現役の米軍将兵は、すでにその7割以上が、新コロのワクチンを完全に受けた。
 ちなみに現役将兵の8割以上は、年齢が35歳以下だ。

 木曜日時点で、米国市民は53%弱しか、新コロのワクチンを完全に受けていない。これは全年齢層トータル。それに比べたら軍隊はいい感じだ。

 すくなくも1回のワクチン注射をすでに射たれた現役将兵は約82%に達している。

 8月24日にオースティン国防長官は、米軍将兵は全員必ずワクチンを射てと示達した。医学的理由または行政上の適用除外者を除いて。

 だいたい、いままででも、新兵が入営したら、すぐに8種類のワクチン注射を強制的に打たれていたのだ。勤務地によっては17種類も打たれる場合がある。それに追加されるだけだ。

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 ストラテジーペイジの2021-9-12記事。
   パキスタンの国営メーカーNESCOMが、トルコ国営メーカー製の攻撃型UAV「アンカ」をライセンス生産することになった。

 トルコから技師がパキに出張して製造ラインを立ち上げてやる。

 「アンカ」は2012にエジプトに輸出されようとしたことがあったが、エジプト政府が交代するや、キャンセルされてしまった。またサウジもライセンス生産したがっていたのだが、カネがなくなったという理由でキャンセルされている。原油価格が国際的にちょっと下がると、サウジ政府はすぐ金欠に陥るのだ。

 トルコ軍と警察は、アンカを30機、これまで調達した。
 アンカは3機1組でセットである。じつはあまり評判はよくない。すぐ墜落するというので。

 重さ1.6トンもある本格的なUAVだ。プッシャー・プロペラ。

 これにくらべると、重さ650kgのバイラクタル社のTB2のパフォーマンスは際立っている。民間企業の成功例といえよう。