ウェブサイトの「9GAG」で驚愕の動画を見た。烏が、ゴミとして落ちていた瓶のキャップを拾ってきてマシンの穴に投入すると、餌がひとつ出てくる。烏を街のゴミ拾い係として「雇用」したのだ。

 Raisa Bruner 記者による2021-9-30記事「Protecting Homes From Wildfire With Aluminum Foil? A Tested Technology Gains Steam」。
   森林火災があいついでいるカリフォルニア州で、樹齢2000年のセコイアをどうやって炎から守るか。アルミフォイルで下の方だけぐるぐる巻きにしておけばいいという。

 この特製アルミフォイルを市販しているのは、「Firzat」という会社。やはり加州にある。

 このアルミラップを使えば、森の中にある一般の平屋家屋も、延焼から守ることができるのだという。

 値段は、面積1000平方フィートのロールが680ドル。
 3年前からどんどん売り上げが増えている。効き目があると評価されているからだ。

 平屋1軒を防護するためには、このロールを4個買い、6時間作業すればいいという。それで自宅が丸焼けにならずに済むのなら、安い投資か。

 山火事シーズンだけ家をラップし、オフシーズンには格納するようにすれば、毎年、使えるし、作業の熟練も期せるわけである。

 米国では、似たような発想のいろいろな防火資材が、複数のメーカーから提案されている。
 たとえばSEITec社という別な企業は、平屋建物の外周を囲う「アルミ化したファイバーグラス」の防火カーテンを提案している。