わが国でのみ新コロの流行が止まった理由が何かあるのだとすれば、それは「日本語」の発声と飛沫の特殊な相関だとしか想像ができない。

 Mark Sutton 記者による2021-10-18記事「Cargo bike industry projects over 65% growth in 2021」。
   2020年に全欧で売られた「カーゴバイク」=荷物運搬自転車 の92%は電動アシスト式(ペデレックと呼ぶ)であった。
 欧州の法制では、市販自転車の電動アシスト力は「15mph」を超えてはならないと定められている。

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 World Nuclear News の2021-10-18記事「Canada-South Korea MoU to leverage used fuel experience」。
   カナダ原子力研究所CNLは、韓国水力原子力会社KHNPと、CANDU炉の使用済み燃料の貯蔵に関する多年のデータを相互に見せ合うことした。

 使用済み燃料の貯蔵、輸送、そして投棄を進めるための知識をシェアするため。さらに、廃炉および核ゴミ処理の可能性も探る。

 韓国には24基の原発がある。そのうち、蔚山にある3基がCANDU炉である。その3基はいずれも1990年代に運開した。
 ただし「蔚山1号炉」は36年運転した後に、2019に永久閉鎖され、使用済み燃料は「ドライ・ストーレージ」されている。

 CANDU炉は、天然ウランを燃料とし、加圧された重水を中性子減速材兼冷却水に用いるもので、運転しながら燃料を継ぎ足せるという長所がある。

 設計国であるカナダではげんざい19基のCANDU炉が運転中。
 他に、中共、インド、パキスタン、ルーマニアが、CANDU炉を持っている。
 インドのは、CANDU炉を独自に改良したインド型である。

 ※CANDUの最大の特徴は、天然ウランから兵器級のプルトニウムを製造できてしまうということ。だから核武装を狙う諸国が競って導入しようとした。米国政府はとうぜん韓国人の野心を察して、インドの真似をさせないようにしたのである。

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Naval News の2021-10-7記事「The Israeli Proteus will equip Estonia with Blue Spear missile systems」。
   IAI社の10-6プレスリリースによれば、エストニアの国防投資局は、「プロテウス・アドヴァンスト・システムズ」(IAIとSTエンジニアリングランドシステムズ社の合弁)と、契約を交わした。

 エストニア軍が将来装備するべき、第五世代の地対艦ミサイル「ブルー・スピアー」を提供する。

 「ブルースピアー」は射程290kmの全天候ミサイル。1970年からイスラエル軍艦艇に装備されているIAIのガブリエル艦対艦ミサイルの最新進化型だ。
 たとえばフィンランド軍は「ガブリエルV」を2020年時点で装備している。「ブルースピア」は、それよりももっと洗練する。