Dave Seminara 記者による2021-10-15記事「The Very Intersectional Caterpillar」。
※記者はジュブナイル作家で息子がいるらしい。
アメリカでは子どもに買い与えられる児童書~ヤングアダルト向け図書の内容が、すっかりリベラル政治臭にまみれるようになってしまっており、まともな親は、うんざりするしかない。
ことしの5月以降、わたしは出版社から93冊の未成年層向きの新刊書の「自薦」を受けたが、ABA=米国書籍販売協会の認定推薦図書として推せるようなものは、1冊も見出せなかった。
どれもこれも、たとえば性転換した若いスポーツ競技者が社会の差別に悩まされる、とか、若いレズビアンが白人特権について非難される、とか、ゲームコミュニティの男支配と戦うフェミニストの話だとか、そんなのばっかりなのだ。
8歳から12歳向きのある新刊。住民が新しいモスクの建設に反対している保守反動的なテキサス州の町で暮らす若いムスリムの話である。
7歳から12歳向きのある新刊。『北極に生えたパームツリー』。気候温暖化に警鐘を鳴らす。
すべてに共通するのは、性的にストレートな白人の男性が、めったに登場しないこと。パキスタン移民やベトナム移民の方が、ストレートな男性としては、多く登場する。なんなんだこれは。
しょうがないので古典の新装版を与えたいが、子どものくいつきは、よくない。
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Joseph Trevithick 記者による2021-10-19記事「New Short-Range Submarine-Launched Ballistic Missile Tested By North Korea (Updated)」。
韓国が探知したところでは高さ60km、レンジは440km前後と見られる。
SLBM試射専用の潜水艦『ゴラエ』。過去の北鮮SLBMテストはすべてこの艦だけが担任した。セイルに垂直発射筒があり、そのハッチが開いている写真が公表された。同時期の衛星写真を確かめると「シンポ」軍港には10月18日はこの『ゴラエ』が不在であることがわかる。
小型の弾道ミサイルをHGV化することができれば、北鮮が保有する多数の小型潜水艦(ロメオ級など)をその発射プラットフォームに改造できるので、いろいろ有望だろうと「The War Zone」はこれまで指摘したきた。
※北鮮にとっては、ニューヨーク市とワシントンDCにまで届くICBMだけが「対米核抑止」を担保できるのに、ここ1年ばかりの「試射」はことごとく、ICBMとは無関係。おそらく2トン以上ある核弾頭を軽量化することもできておらず、大型ICBMサイズになると北鮮の道路事情では車載化が無理だとも悟った。さりとてごく少数をサイロ化しても先制除去されるだけ。つまり対米抑止に関しては、連中はとうとう袋小路に入ったのではないかと疑うことができる。あとは、対米抑止には何の貢献もしてくれない「バラエティ演出」に、どれだけ彼らの才能が発揮されるかが、注目点だろう。
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ストラテジーペイジの2021-10-20記事。
ナイジェリア経済は石油輸出に依存している。武漢ウイルスのせいでその経済は劇的に縮小した。2020末の同国内の失業率は30%に迫り、インフレは15%近くなった。
今げんざいでは、失業率は20%以上。インフレ率は16%である。
OPEC加盟諸国はトータルで2019年には6000億ドルを石油輸出で稼いでいたのに、2020にはパンデミック不景気のおかげで40%以上の減収となったものだった。
ナイジェリアの場合、半減であった。
ナイジェリアの政体は腐敗しているので、国家を牛耳っているごく少数の超富裕層(すなわち政府要人の身内)から所得税を集めることができない。ゆえに、国有の石油の輸出収入が半減するということは、そのまま、政府の歳入が半減するということ。
ボコハラムを筆頭とするイスラム山賊どもは、あいかわらず、キリスト教徒の村を襲撃して暮らしている。山賊グループは、数が増えている。ボコハラムも世代継承されている。
(管理人Uより)
右や左の旦那様、ユグドアの事はこちらに記載しております。