グラスゴーで日本の首相がブチ上げるべき政策は何か? 熊プーは集中砲火を回避すべくリモート出席を画策している筈。

 石炭火力発電所の給電能力を増強しながら、且つ、コンクリート産業サイクルと抱き合わせで、放出される二酸化炭素を「総量マイナス」にもっていってしまう夢の技法が、中国電力や鹿島建設などの研究施設ではすでに2011年から存在する。

 この技法が産業スケールで実装されたなら、それ以後、石炭をいくら燃やそうが、誰からも文句は言われないわけである。石炭火発で発電すればするほど、コンクリートを造れば造るほど、日本上空から二酸化炭素がなくなっていくのだ。

 業界では、これを産業スケールに拡大するのに2030年までかけるとか言っているのだが、「馬鹿野郎」のひとことだ。スピード感が無さすぎるだろ。
 こういうところに国費を突っ込まないで、どこに国費を突っ込むというのだ?

 そしてまた夕張市はどうしてこういうプラントを誘致しないのだ?

 夕張市だけではない。セメント工場がある自治体、炭鉱がある自治体は、こぞって手を挙げなければダメだろう。

 今回の衆院選北海道8区で、自民党の候補が「病院船」などというオワコン提案をチラシに掲げているのを見て、心底ガックリ来た。この人には前にいっぺん会ったことがあり、よほど有能な選挙参謀がつかなければダメだと感じていたが、その後、まともな選挙参謀はつかなかったようだ。すべてにおいて逢坂氏に負けていた。

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 PRNewswire の2021-10-30記事「USD 21 Bn growth in Drone Market from 2020 to 2025  Driven by Increasing Applications of Drones」。
   ドローン市場の今後の拡大予測。2020年から2025年の間に、14%伸びるであろう。金額にして210億100万ドルの増を見込む。技術研究系アドバイザーの「テクナヴィオ」社が算出した。

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 ストラテジーペイジの2021-10-31記事。
    米海兵隊は、試験的には、8×8装甲車のLAV-Mのいくつかに、マルチキャニスターランチャー=MCLをとりつけてみる。そのMCLから「Hero 120」ロイタリングミュニションを射出する。

 メーカーはイスラエルの「Uvision」社。2011年から発売している。
 この自爆無人機はファミリーで、大中小がある。

 大型版「Hero 120」は、1機が12.5kgで、弾頭重量4.6kg。
 60分滞空可能。
 見通し位置なら最大40km先までリモコンできる。

 中型版「Hero 30」は全重3kg、弾頭重量500グラム。滞空45分。
 小型版「Hero 20」は全重1.8kg、弾頭重量200グラム。滞空20分。レンジ10kmである。
 コントローラーは共通。搭載カメラも共通だ。

 以上はいずれも、翼を畳まれた姿でキャニスターに収納されており、射出後に電動モーターでプッシャー・プロペラを駆動する。
 最高速度は毎分3km。巡航速度はその半分である。巡航速度でないと最大航続力は得られない。

 メーカーでは、さらに巨大な「Hero 900」も製造している。こちらはガソリンエンジン駆動。自重97kg、弾頭重量20kg。7時間滞空し、レンジは250kmに及ぶ。

 2015年に発売した「Hero 400」は、自重40kg、弾頭重量18kg。電動で、レンジ150km。

 2017年に発売した「Hero 400EC」は、自動帰還&着陸能力を付与した。

 ※北海道はイスラエルの軍需メーカーを「誘致」できるはずである。北海道には製造業が必要だ。ドローン実験飛行特区の適地なら道東・道北に厭というほどあるだろう。

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 2021-10-28記事「Cigarette Sales in 2020 Increased for First Time in Two Decades」。
    米本土では、過去20年の「禁煙」トレンドが、コロナ禍のせいで逆転した。2019年に2億29億ドルだった「たばこ」の売り上げが、2020年は2億37億ドル。微増したのだ。これには電子タバコも含む。FTC発表。

 煙草産業がCMに投じた金額も、2020年は前年を上回った。78億4000万ドル。

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 ヨナップの2021-10-31記事「CIA ran previously undisclosed office in Seoul until last year: sources」。
    米CIAは2020-6に、海外のすべての「オープンソース・インテリジェンス」事務所を店仕舞いさせた。
 ところが3人の韓国人はCIAから解雇されたことが不満で、韓国の裁判所に訴えた。

 この3人、早い者は2005年、遅い者は2009年から、ソウルにあったCIAのオフィスに雇われていたが、2020-6に全員解雇されたという。

 このオフィスは「非公開」の存在だったのだが、この韓国人たちが、公式に訴訟を起こすことで、その存在をバラしてしまったことになる。誰でも訴状を読めるわけで。

 韓国の裁判所は、訴えを却下した。解雇は米国政府の主権の行使だとして。

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 ロイターの2021-10-31記事「One killed in Czech cable car accident」。
   チェコ北部のJested山地でロープウェイの搬機が1つ、落下して、乗っていた1人が死亡した。日曜日のこと。
 このロープウェイは交走式だったらしい。全長1000m。

 落下したのは、下り側の搬機だった。その中には1人だけが乗っていた。即死ではなかった。が、助からなかった。

 もう1つの搬機に乗っていた15人は無事で、空中からレスキューされたという。