呼吸法の開発は、最後のフロンティアか?

 Jonathan Snyder 記者による2021-11-10記事「Air Force special operations general visits Japan to gain insight on seaplanes」。
   MC-130J「コマンドー2」という水上機型輸送機を開発させようとしている空軍特殊部隊コマンドの副司令官が火曜日、岩国基地でUS-2の機内を視察した。案内人は わしざわ・こいち海軍大佐。

 開発はデジタル設計ソフトが進化しているので早い。2022中にはデモンストレーション機体ができあがる見込み。

 米空軍特殊作戦群としては、その機体が完成したあと、訓練ノウハウを海自航空隊と共有したい。

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 Tanner Garrity 記者による2021-11-10記事「Could Using a “Breathing Trainer” Each Day Be a Shortcut to Stronger Lungs?」。
   筋トレしているキミ! 時代はもう、「横隔膜負荷トレーニング」なんだよ。
 肺が空気を吸い込む力を倍増することによって、身体パフォーミングが強化されるのだ。

 素潜りを教えているプロたちは、水中で5分くらい息を止めていられる。
 そうなるためには、横隔膜を拡張して深呼吸する方法を会得しなくてはならない。

 ただし錯覚をしないように。「肺を強化する」ことは、誰にもできない。強化できるのは、あくまで、横隔膜および肋間筋(intercostal muscles)だけなのである。

 この二つの筋肉を正しく強化することによって、酸素を体内に取り込む機能がめざましく向上する。

 2012年に五輪級の選手たちについて調べたところ、シンクロスイミングの選手たち(水中で1分間息を止めていられる)は、陸上の長距離選手の次くらいに、全身の「空気利用力」が高いと分かった。

 ※スポーツ選手の中ではマラソン選手の平均余命がいちばん長いということが分かっている。これと関係があるのか? あと、日本の海女の平均寿命のデータが知りたい。

 陸上の長距離選手は、一流になるためには、意識的に「最良の呼吸法」を会得しなければならない。それが肺活量を増大させる。

 ふつうの人は、1日に2万2000回以上、呼吸する。しかしプロ選手になると、決して、無意識的な呼吸をすることは許されない。正しく息を吸う方法、吐く方法を、いつも意識して実践している。

 もう何年も前になるが、バス・ラッテンが「O2 トレーナー」なる器具を発明した。大人用のおしゃぶりみたいなゴム製のマウスピースで、空気流入量が絞られるため、横隔膜を強く使って呼吸しなければならない。それで厭でも横隔膜が鍛えられる――という仕組みであった。

 生まれつき喘息もちであったラッテンは、子どもの頃に気が付いた。喘息の発作で苦しんだ直後だと、走り込みは苦しくないのだ。それは横隔膜が直前に鍛えられてウォームアップしているからだ。
 だったら、空気流量を意図的に制限してやれば、それは横隔膜にとってのダンベル・トレーニングになるだろう。

 手軽な練習法としては、単に息を止めるのでもよい。

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 VANESSA GERA, MONIKA SCISLOWSKA and GEIR MOULSON 記者による2021-11-10記事「Germany accuses Belarus of ‘trafficking’ migrants toward EU」。
   ドイツ政府は非難した。ベラルーシはEU域外から難民を集めて、ポーランド国境からEU内に難民を送り込もうとしている、と。

 ポーランド政府によると、国境の柵外に3000人から4000人が蝟集して野営しており、ポーランドは国家非常事態を宣言して警備中。

 難民どもはシャベルやワイヤーカッターを手にしており、越境を試みつつあり。

 EUによるとこれはルカシェンコの報復なのだという。2020大統領選挙で反対派を弾圧したのを咎めてEUは対ベラルーシの経済制裁を発動中である。それがくやしいのでルカシェンコは中東から難民をかきあつめて自国に招き、国境を接するポーランド、リトアニア、ラトビアからEU内に送り込んでやれ、という作戦に出て来た。

 ベラルーシ政府は、難民のEU乱入を止める気は無い、と表明している。
 メルケルのスポークスマンいわく、これはEUに対する「ハイブリッド攻撃」だ、と。

 ロシアのラヴロフ外相はうそぶいた。EUがベラルーシに大金を提供して難民の流れを止めてもらえばいいんじゃないの、と。
 米国務省は、ルカシェンコが、難民という弱者を政治的兵器として搾取利用していると批難。

 EUは対ポーランドの資金支援を検討中だが、EUとしては、「壁」構築は政治文化宣伝上「正しくない」という不自由な縛りがあるため、監視カメラなどの増強に使ってもらうことになる。

 しかしポーランドやリトアニアとしたらそんな非現実的な方法で難民兵器を防げるわけがないから、独力で鉄条網の高いフェンスを国境線に張り巡らす計画だ。

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 Thomas Newdick and Tyler Rogoway 記者による2021-11-10記事「Space Launch Start-Up Just Used A Giant Centrifuge To Fling A Projectile Into The Upper Atmosphere」。
    真空にして空気抵抗をなくした密閉空間内で、遠心加速器を使って物体をぶんぶん振り回し、真空隔壁をぶち破ってその物体を空高く飛ばし、そのまま衛星軌道に乗せてしまうというベンチャーが、基礎実験を成功させた。

 ロケットを使わずに、衛星ビジネスに参入しようというのである。
 会社は、加州のロングビーチにあり。

 打ち出した瞬間から、その物体は、ハイパーソニック飛翔体となるわけである。地球を周回させずにどこかに落とすようにすれば、そのまま、ハイパーソニック兵器だ。

 この「スピンラーンチ」社は2014年に設立された。

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 ストラテジーペイジの2021-11-10記事。
    げんざい、中共の新築建物の20%以上に、テナントが入っておらず、無人である。
 6500万室に、まったく入居者がいない。

 ゴースト・シティー(鬼城)は、大規模なものだけでも50箇所以上、ある。

 新手の開発業者は、香港にすこしでも近い海岸都市部での不動産開発を選好する。皆、そこへ集まって来ている。つまり、買った以上の価額で将来また売れると見込めるのは、そこだけなのだ。

 中共のGDPのうち3割近くは、不動産関連である。

 イタリアが、戦闘機パイロットの高等訓練をホスト国として施してやるビジネス。
 すでに、日本、カタール、ドイツがこのオファーに乗った。

 機材は、「M-346」高等練習機と、「M-345」初等練習機である。

 「M-346」を輸入している国としては、イスラエル、シンガポール、アゼルバイジャン、エジプト、ギリシャ、ポーランドなどがある。

 高等練習教程飛行学校が移転開設される場所は、サルディニアの伊空軍基地。ここでは初等訓練の面倒も見る。
 キャパシティとしては、年に40人から80人を育成できる。

 飛行高等課程(フェイズ4)は、だいたい1年がかりである。
 フェイズ4を終えたら、次は、F-35のソロ飛行だ。F-35には複座の練習機型がないから、NATOも日本もこのやり方で行くしかない。

 イスラエル空軍のパイロットは、ギリシャ空軍が開設している飛行学校を間借りしている。
 サルディニアと同じく、海上にすぐ出られるところが、立地として適している。