—そう思って公表文献をネット上で探したら、なんと2006年を最後にこの分野の研究リポートはアップロードされてない。
むかし枢軸国は、米英の学術誌から原爆関連技術の研究発表が一斉に消えたので、これはヤバイと察したという。今、何が進行中なのだろうか—?
次。
2021-11-11記事「Nuclear radiation used to transmit digital data wirelessly」。
英国ランカスター大学の研究チームが、「高速中性子」にデジタル信号を載せて、通信する技法を開発しつつあり。
これは「無線」の革命になるかもしれない。電磁波を一切使わないのだから。
研究チームは、原発内で産生される「カリフォルニウム252」という放射性同位体が出す高速中性子を役立てることにした。
高速中性子は金属の壁を透過することができる。従来ならば無線連絡が不可能だった2点間を、無線でつなげるようになるかもしれない。
※通信距離については一切情報がない。そんなに長くはできないだろう。しかし将来は、潜水艦の内部と外部で、話が通じるようになるかもしれない。
次。
Abe Musselman 記者による2021-11-7記事「Plastic Is the New Coal, Says New Report」。
プラスチックのボトルを製造するためには、まず天然ガスを頁岩帯から吸い上げる。
それを精製してエタンにする。
このエタンを工場で、850度の蒸気によって加熱、分留すると、エチレンが得られる。
それを「ナードルズ」と称されるペレット状にして、世界のプラスチック製品工場に貨物船で送る。
プラスチック工業の全工程で、年に2億3200万トンの二酸化炭素を出している。
天然ガスの95%はメタンである。そのメタンには、二酸化炭素の80倍もの蓄熱力がある。
エタンの分留には多大なエネルギーが必要で、それもまた天然ガスの燃焼で得られていることが多い。
米国はその分留工場を2013年からおよそ2倍に増やしてきた。中共は現在、その分留工場を大増設中である。
2020年に世界のエタン分留工場から排出された温暖化ガスは、二酸化炭素に換算すると7000万トン。これは石炭火発35基分に匹敵する。