フィリピン軍はレバノンから中古の「AH-1」攻撃ヘリをタダで貰った。

 indomilitary の2021-11-20記事「Russia Successfully Destroys Spy Satellite in Low-Earth Orbit, Washington Immediately Disturbed」。
   11月15日にASATで爆砕されたのは「コスモス1408」だという。機能しなくなって久しいスパイ衛星であった。

 ロシア側からはほとんど情報が出ていない。米国務省は、ロシアが地上からミサイルを発射して撃破したと主張している。

 ミサイルの種類は「A-235 PL-19 ヌドル」だという。このミサイルは、高度800kmまでの衛星を何でも破壊できる。
 「ヌドル」ミサイルの飛翔スピードは、秒速3kmらしい。

 「ヌドル」は、ブースターが三種類あり、これは、標的までの水平距離と垂直距離に応じて変える。
 「51T6」というブースターを使うと、水平距離1500km、高度800kmの衛星に届く。
 「58R6」というブースターを使うと、水平距離1000km、高度120kmの衛星に届く。
 「53T6」というブースターを使うと、水平距離350km、高度50kmの目標に届く。

 ※高度50kmでは大気圏上層だ。これはFOBSの迎撃用なのか?

 ロシアは、米空軍が4機運用している「X-37」(無人スペースシャトル)を撃墜することに、非常な熱意を注いでいるようである。

 今日の、米軍が持っているMDシステムは、敵が弾道ミサイルを発射したのを探知してから、40秒ないし50秒後に、それを破壊するという。

 次。
 Jaroslaw Cislak記者による2021-11-19記事「Belarus’s “Little Green Men” [REPORT]」。
    ポーランド国境の手前のベラルーシ側の難民殺到地帯に、所属部隊も国籍もまったくわからなくした戦闘服を着用した男たちがウロウロしているのが、ポーランド側から視認されている。

 ロシアがウクライナ侵略に駆使した、グレーゾーン工作部隊のおでましだ。

 この覆面の特殊部隊兵士たちは、KGB(ベラルーシの国家安全委員会。げんざいのロシアのFSBの子分のような機関)によって指揮されている。

 国境に送り込まれているクルド難民どもは、全員が、ミンスクの空港からやってくる。その送迎をやっているのも、KGBなのである。