特定少数の備蓄基地に集積させていては有事にいっぺんで破壊されて燃やされるのがオチである。
それより、輸入、精製、そして全国の最終的な大口ユーザーに至る、すべての段階で、それぞれに、ほどほどに、原油や石油製品等の「余分なストック」を抱えているというスタイルが、不測事態が起きたときの靭強性の担保という点で、一層、望ましい。
危険物取り扱いの諸法規がとうぜん適用されるから、これによって社会が特段に危険になることはない。
この社会分散備蓄を推進するためには、油脂類の「在庫」に関する免税特例が必要である。
在庫にいちいち課税されていては、市中でのストックなど、進むわけがないので。
こういうところに頭を使うのが、大政党の「調査会」の役目だろう。
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indomilitary の2021-11-24記事「There is an allegation that the British F-35B crashed because the Air Intake Cover forgot to be removed during take-off」。
11-7に空母『QE』から英軍のF-35Bが発艦しようとして海中に転落したのだが、飛行甲板に引き出す前にエアインテイクのプラスチック製カバーを外し忘れ、エンジン内にそれが吸い込まれたのが原因ではないかという憶測が浮上している。
それを最初に報じたのは英大衆紙『ザ・サン』の11-23号だ。
海没した付近の海面に、赤いプラスチックカバーが浮いているのを、軍艦乗員が目撃しているという。
しかしそんなミスはありえないという話も有力である。
墜落時の模様だが、飛行甲板を滑走して、スキージャンプ台の先端をかわるかかわらないかの時点でパイロットはエジェクトしたらしい。
そして、降りてきたパラシュートは、『QE』の舷側に絡まったそうである。
げんざい、英空軍は21機のF-35Bを取得している。うち18機を『QE』で運用していた。
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Steve Balestrieri 記者による記事「Retired Russian Admiral Blames the Sinking of the Kursk Submarine on NATO」。
2000年8月に沈没した原潜『ミンスク』は、NATOの潜水艦と水中で衝突して沈んだのだと、またしても退役露軍提督がほざいている。
『ミンスク』は、てめえで積んでいた魚雷の推進薬が艦内に漏れて火が着き、誘爆して沈没したのだが、そういう失態は認めたくないらしい。
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AFPの2021-11-24記事「South Africa jails two Chinese for abalone poaching」。
南ア沖で違法にアワビを乱獲しまくっていたシナ人の密漁犯人2名が南アの刑務所にブチこまれた。
ほとんどが、香港で消費されるものだそうである。
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indomilitary の2021-11-25記事「Replace Tiger Helicopter, German Army Lyrics AH-64 Apache Attack Helicopter」。
ドイツ陸軍は、オーストラリア陸軍に倣うようにして、エアバス製の「ティーガー」攻撃ヘリを捨て、米国製の「アパッチ」に切り替えたがっている。
独国防省がRFIを米政府に対して正式に求めた。
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Taufik Rachmat Nugraha 記者による2021-11-24記事「Op-Ed: Indonesia Deserves Transparency About China’s Research Drones」。
2018年以降だけでも、インドネシアのEEZ内でおびただしくシナ製UUVが発見されている。
たとえば長さ225センチ、ウイングスパン50センチの「シー・ウイング」。
全体が黄色く塗られている。