芸名や筆名が変わる前の作品に、変わった後の著作権者表示をするのかという問題。

　次。
　Loren Thompson 記者による2021-12-6記事「Why Putin Won’t Invade Ukraine」。
　　　ウクライナ人の５人に４人は、非ロシア系である。ウクライナの東部はロシア系が多かったおかげで、間接侵略が成功したけれども、他地域はそうはいかない。

　新設の北海ガスパイプライン（Nord Stream 2）に対する米国の制裁は、バイデンと上院によってペンディングされているが、もし再度のウクライナ侵攻が実行されれば、この制裁が法律化される。ドイツを筆頭に、当該パイプライン事業に関わっている、西欧諸国関係者も、この対露制裁の巻き添えを喰わされる。

　次。
　J. William Middendorf II 記者による2021-12-7記事「How U.S. Allies and Friends Are Helping Fund China’s New Aircraft Carrier」。
　　　中共の最新空母『００３』は、上海の長興島の江南造船有限責任公司で建造されている。この造船所に対しては西側諸国が過去、40隻以上もの商船を発注してきた。
　発注国は、米国を筆頭に、ブラジル、フランス、ＵＡＥ、台湾、シンガポール、日本、スウェーデン、オランダなど。

　言ってみれば、西側諸国が中共の空母建造のため補助金をくれてやっているようなものなのだ。

　『００３』は来年前半に進水し、作戦可能になるのは2024年だろう。同型艦が１隻、別に建造中である。

　『００３』は飛行甲板にスキージャンプ形を採用せず、電磁カタパルトで艦上機を射出するという。排水量は11万トンになるであろう。

　次。
　David M. Perry and Matthew Gabriele 記者による2021-12-6記事「Did the Vikings Actually Torture Victims With the Brutal ‘Blood Eagle’?」。
　　バイキングが戦争捕虜をうつぶせにしてアバラ骨を切り割き、肺を掴み出して殺したという話は、古記録に簡略に描写されているだけなのだが、後世、さかんに誇張された。

　特にヴィクトリア朝時代。その目的は、英国本土文明は、北方文明よりも優れていたのだと宣伝するにあった。北方からの外来者は反文明の野蛮人にすぎなかったと。

　※古代の謎といえば、イタリア・アルプスの氷河が融けて発見された5000年前のミイラ「アイスマン」。なぜ、銅製の斧をはじめ、価値ある装備品が「回収」されずに、他殺死体とともに現場に遺留されたのだ？　答えは一つだと思う。この、地位ある40男は、何かの病気症状が発現し、村人に迷惑をかけない山奥で背中から射殺される最後をじぶんで選んだのである。奇病、疫病、もしくは呪われた何かだと疑われたからこそ、携行品も回収されなかったのだろう。弓は、まさに処刑に使われた弓であった可能性すらあるだろう。

　次。
　Chad Garland 記者による2021-12-7記事「Social media post about Army specialist’s Chinese mistranslation likely fake, officials say」。
　　　米陸軍の太平洋軍のモットーは「ワン・チーム」という。
　これを、北京語が専門だという通訳部隊の兵隊が悪意を以て「オレのケツを喰らえ」という漢文に訳してやった。それが、ＳＮＳの「レディット」の中の米陸軍のオフィシャル・セクションに堂々と掲載された。外国語専門部隊のくせに、下士官や将校のチェックが働いていない—というか、そいつら文盲なのかよという、スキャンダルに。

　なお、米軍の兵隊の間では、もう以前から、漢文や日本文のタトゥーを入れようとするときに、いいかげんな業者に頼んでしまうと、希望した内容とはまるで違う文意の「翻訳」を彫られてしまうから気をつけろ—という警告は、共有されているそうである。

　※これは誰かがユーチューブの親切な解説コンテンツを作って、米兵たちに注意を促してやるべきだろう。どうしてそういう気の利く奴がいないんだ？　あと関係ないが、邦画の『富士に立つ影』で、最後に女の刺青を消してやらないのかよ？　十年そのまま放置？

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