中共は野心的な、超音速域からハイパーソニック域まで切り替えられるHCM用エンジンの開発に意欲的だという。

 LOLITA C. BALDOR 記者による2021-12-11記事「USS Winston Churchill executive officer fired after refusing to get COVID vaccine」。
   米海軍の大西洋艦隊に属する駆逐艦『USS ウィンストン・チャーチル』の副長である中佐がこのたび、米軍内で義務化されている新コロワクチンの注射を拒否していることを理由に馘にされた。
 この理由で米海軍将校が馘にされた初ケースとなった。

 この中佐は宗教的な理由で注射を回避しようとしたがその主張は認められなかった。

 次。
 Miodrag SOVILJ and David STOUT 記者による2021-12-10記事「’Nobody’s dump’: Lithium mine stirs unrest in Serbia」。
    セルビアのロツニカ市の近くの土にはリチウムが含まれているので、全部掘り取って精錬すれば、セルビアのGDPを2倍にするくらいのビジネスになるかも……という思惑から、大騒動になっている。

 もし軌道に乗れば、欧州のすべての電気自動車メーカーはそこからリチウムを買うことになり、独占供給者になれる。
 来年からここを開発したがっている会社は「リオ・ティント」といい、米英豪圏では知られた鉱山大手。

 しかし本格操業がいったん始まれば、現地が廃土や化学汚染水だらけになることは目に見えている。
 セルビアが欧州の産廃処分場と化すのか?

 鉱脈の近くにヤダル河が流れている。それはドリナ河に注ぐ支流である。その水系からセルビアとボスニアは農業用水を得ている。だから、未知の鉱害でその水系が汚染されたら、影響は大きい。

 しかし来年から採掘が始まれば、地元には2000人以上の雇用が生まれ、精錬工場関係でさらに1000人の雇用が創出されるという。