いままで、日本のロボット・メーカーが、これを開発してこなかったというところが、摩訶不思議である。市場のどこを見てるんだ?
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Daniel Shats and Peter W. Singer 記者による2021-12-13記事「Don’t Buy China’s Hypersonic Head-Fake. Its Spaceplanes Are Racing Ahead」。
中共は、外交部(外務省)からして率先して堂々と嘘をつく国である。
8月、シナ外交部は、7月に「繰り返し使用可能な宇宙往還機」が実験されたかのようにフカした。X-37Bの同格機があると宣伝したいようだが、そんなものは中共には存在しない。
保有しようじゃないかという計画が連中にあるのは、きまっているのだが、その開発を思いついてしまったことと、実用兵器が運用寸前であることとの間には、天地の差がある。その差がないように無知な海外マスコミをひっかける「見出し操作」が、中共はできると考えているところが、特殊である。
2007年に「神龍」というデルタ翼形無人オービター、要するにX-37Bもどきの1枚の写真が、リークされたことがある。それは「轟-6」爆撃機に吊下されていた。
2016年、中共国有新聞は、無人機「神龍」が「轟-6」から発射されて宇宙に飛び上がり、地球上のどこであれ1時間で到達するであろうと宣伝した。
2016年、「騰云」という二段式の有人宇宙機もアナウンスされた。1段目はハイパーソニック機体で、そのエンジンはタービンとロケットの複合エンジンだという。2段目は液燃のロケットだという。そして最大でマッハ7に達し、操縦員、乗客、そして荷物を載せるという。
2016から中共はこうした宇宙機プロジェクト複数(ほとんどがベンチャー企業の民間計画)をスタートさせている。そのひとつが2021-7に実験された可能性はある。
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Tyler Rogoway 記者による2021-12-13記事「Damaged USS Connecticut Likely Had A “Nightmare Voyage” To San Diego Says Veteran Submariner」。
2021-12-12の午前、原潜『コネティカット』はサンディエゴ軍港に浮上航行で辿り着いた。
グァムを発して数週間がかりの、悪夢の航海だったであろう。
元ソナーマンだったアーロン・アミックが、いろいろ教えてくれる。
浮航のスピードは10ノットぐらいだっただろう。必ず1隻以上の水上艦がエスコートしていた筈だ。
潜水艦というものは、浮航の状態では、ローリングを止められない。静海面であっても、常に左右に揺れている。まして荒れた海ではえらいことになる。乗員は就寝中、ベッドから転落しないように、タオル棚へ頭を突っ込んだ姿勢をとっていたはずだ。
グァムからの航海は20日間を越えたはず(距離にして6000浬以上)だが、最初の数日は、乗員は非常な寝不足に陥ったであろうことは疑いない。
だから、見張りの当直ローテーションも、適宜に変則化されたはずだ。
潜航のための要員や、ソナーマンはこの間、不要であるので、他の部署に廻されていた筈。頼りになるのは水上レーダーだけだったろう。
潜水艦では、セイルの頂上の露天デッキのことを「ブリッヂ」と呼ぶ。そこには常時、将校1名+下士官1名が立っていなければならない。
換気のためにブリッヂのハッチはずっと開けていた筈。そこからは雨水も入ってくるけれども、しょうがないのだ。