無人の小型掃海艇を英仏が共同で開発。

 『The Fish Site』の2021-12-15記事「Encouraging results for submersible copper salmon farm」。
    銅製のいけすのメーカー、エコシー社は、チリ政府から63億ペソ=740万ドルの資金を得て、沖合いで鮭を養殖するための、浮沈式の囲いを開発中。

 養殖水産業は、限られた浜の地形のとりあいになる。海岸線が4200kmあるチリといえども、そんな好ロケーションはすぐになくなるから、さらなる発展を図るには、ずっと沖合いで魚を養殖できる技術を確立するしかない。
 そのためには天蓋が円形でフラットな筏になっている、全体が巨大な鳥かごのような養殖いけすを、必要に応じて沈めたり浮上させたり、できなくてはならない。

 このメーカーが開発したのは、直径40mの円筒状のケージ。外部から最凶捕食者であるアシカが侵入するのをかんぜんに防ぐとともに、内部から幼鮭が逃げ出すのも阻止できる。

 従来の鮭養殖用の生簀はナイロン製のケージであった。
 試作品は、旧来型いけすよりも、鮭の死亡率を2%減らすことができ、これにより二酸化炭素の余計な排出を27トン削減できたと。
 鮭の成長速度も高くなり、コストも抑制される。
 細菌や寄生虫(ウオジラミ)も、従来より少なくなる。

 ※12月は中共がナンキンマサカの恒例反日プロパガンダをSNS上で仕掛ける月でもあるのだが、かつては素人を騙せた「やらせ構図」が、現代の、眼の肥えたSNS利用者たちには、即座に「不自然だ」と見破られるようになったので、盛り上がらないようだ。たとえば階段上に老若の半裸屍体多数が「陳列」されている縦位置写真。現代ネットユーザーは死体写真もさんざん見ているので、「再配置して盛り上げた」ことがピンと来てしまう。上海近くのどこかの市街地でホンモノの死骸をかきあつめてきて、プロパガンダ写真撮影のために演出に凝っている撮影現場のスタッフたちの姿が、すぐに目に浮かんでしまうのだ。

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 『Engineering』誌の2016-9月号記事「Key Technologies of the Hydraulic Structures of the Three Gorges Project」。
  設計図付きでメチャ詳しい、三峡ダムの技術的な解説である。

 三峡ダムはコンクリート重力ダムで、さしわたしは2309.5mある。堤防頂部は高さ185m。ダム湖の最高水位は181mまで許す。

 発電所は、右岸の霍山の地下にある。
 700メガワットの起電力がある発電ユニット×32基と、500メガワットの起電力がある発電ユニット×2基が、設置されている。

 三峡ダムはその上下の長江の船舶航行を遮断しないように左岸に通路が設けられている。閘門式水路で5段を昇降させる。3000トンの船まで対応する。

 ※ここを爆破して破壊するためのデータは強度計算式も含めてぜんぶ調べ上げてあるよという、迫力が感じられる記事だ。

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 JON GAMBRELL 記者による2021-12-15記事「US Navy fires laser weapon in Mideast amid drone boat threat」。
   水曜日、米海軍発表。
 紅海でフーシが爆装の無人ボートで特攻してきても撃退してしまう、対舟艇レーザー砲がアデン湾でテストされて、成功したと。

 火曜日にドック型揚陸艦『ポートランド』が実演した。同艦は2020-5の実験では、空中のドローンもレーザーで撃墜している。