最新の《note》 https://note.com/187326mg/ は、児玉源太郎特集です。

 Stavros Atlamazoglou 記者による2021-12-20記事「After taking in Afghan commandos, the British military may try to build another elite special-operations force」。
 英軍は、アフガンから脱出して英国内に保護された旧政府軍将兵のうち、「特殊部隊」に所属した有能な分子については、英軍内の「第二のグルカ兵部隊」として、とりこむつもりである。

 次。
 Sam Biddle 記者による2021-12-14記事「Startup Pitched Tasing Migrants From Drones, Video Reveals」。
  2017年にラスベガスの高層ホテルの窓から、人が密集した露天広場を乱射した事件。
 このニュースを見て「ブリンク」社の創業者は、警察に協力する、非攻撃的なロボットを開発しようと思った。

 しかしその後、仕上がった試作品は、不法に国境を越えてくるメキシコ人をAIで探知して、身分証明書を提示するように命じ、拒むとスタンガンを発射するという、クォッドコプターだった。

 麻薬の流入をせき止める「ドローンの壁」だと謳ったが、このプロモ・ビデオは、下手を打った。どこから見てもメキシコ人という役者を、テーザーで背後から射って倒してしまうのだ。それで、炎上。

 ※熊を駆除してくれといわれて出動し、指呼の間の距離で水平射ちで発砲して当てた猟友会の人が、そこに警察官が立ち会っていたのにもかかわらず、はるか遠くの一軒家(高台の上)に外れ玉が届く可能性があったと後から難癖をつけられて猟銃免許を剥奪された事件の民事訴訟で、一審の裁判官は、剥奪した公安が不当だと判断してくれた。しかし逸れ玉や跳弾の問題は、狭い日本国内で猟銃を水平に発砲する限り、これからも永久につきまとってしまうだろう。この問題を根本から解決するには、基本的に「垂直下方射ち」しかできない武装ドローンを使わせることである。「ドローン狩猟免許」の新カテゴリーが、必要なのである。マルチコプターにとりつける垂直下方射ち用の兵装は、なにもショットガン(スラグ弾)には限らない。人間を誤射する危険はほぼゼロなのだから、アイヌのトリカブト矢を復活させてもいいはずである。遅効性のトリカブト毒ならば万々が一、人やペットに命中してしまっても、即死はしないから、救命しやすい。しかも、初速が小さいので、垂直に射下ろした矢の「跳弾」などまず考えられぬ。ペッパースプレーや麻酔剤を下向きに噴霧する兵装でも可いはずで、その場合には免許も「ドローン動物制御」の別建てカテゴリーとするのがふさわしいだろう。猟友会の平均年齢が今後、若返ることはない。ドローンならば、強健な猟師でなくとも、随時に「山狩り」もできる。コラテラルダメージのおそれが無いなら、市中や夜間の「制御」「駆除」にも道が開かれる。早急に法環境を整えるべきだと愚考する。


《続・読書余論》宿利重一著『兒玉源太郎』昭和18年刊・他

(管理人Uより)

 この《続・読書余論》・児玉源太郎特集。15万字もあります。