申し遅れましたが《note》 https://note.com/187326mg/  には『ベルツの日記』の摘録もUPされていますよ。

 日露戦争中は、ロシアの次くらいにドイツが憎まれていたことなど、明治時代の新聞世論の生々しい印象を証言してくれている、得がたい記録です。

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 indomilitary の2022-1-18記事「Departing the Chinese Warship Fleet, This is the Possible Position of the Philippines’ Brahmos Missile Deployment」。
   フィリピンは1個発射大隊分の「ブラーモス」を買う。発射トラックは3両。各トラックにミサイルチューブが3本。しめて3億7400万ドル。
 ブラモスは、ロシアのヤホントをインドで製造したもの。自重が3トンあり、射程は500km、弾頭重量は200kg、飛翔速度はマッハ3。

 次。
 indomilitary の2022-1-18記事「Drones Against Drones, Israel Develops Quadcopter Drones with Assault Rifles」。
   イスラエルのAI照準器メーカーである「スマートシューター」社は、敵のドローンを機動的に駆逐できる、武装型クォッドコプターを試作した。
 機体に、30発箱形弾倉付きのアサルトライフルを水平に取り付けて、フルオートで空中発射することによって、敵ドローンを破壊する。

 この商品は「スマッシュドラゴン」と名づけられている。

 夜間でも作戦可。メーカーが得意とする弾道計算機が内臓されており、遠くから光学照準で射撃して命中させることができる。

 ちなみに類似兵器としては、すでにロシアの「Novel CUAS」という製品がある。こちらはウイングスパン3m、全重23kgの固定翼機だが、2つのローターで垂直離着陸ができる。胴体に「Vepr-12」というセミオートマチックライフル(弾薬は18.5×70ミリ)を取り付けてある。さすがに重いため40分しか滞空できない。
 2016年に学生が設計したものに基づいているという。

 インドネシアの兵器研究所も「TOPX4-B132」という、FN自動小銃をクォッドコプターに取り付けた無人対地攻撃機を試作済みである。

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 Kimberly Johnson 記者による2022-1-18記事「Bird Strike Blamed For F-35 Belly Landing In South Korea」。
   韓国空軍のF-35が胴体着陸しなければならなくなったのは、左エンジンに鳥を吸い込んだためだという。

 ※そう説明されて、納得する者がいるか?

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 Juliusz Sabak 記者による2022-1-18記事「PZL Mielec To Deliver 32 Black Hawks to the Philippines, Starting Next Year」。
   ポーランドのPZLミエレク社は「S-70」というブラックホークの民間版を製造しているが、このたびフィリピンから32機を6億3000万ドルで受注。モノは2023年から引き渡される。

 台風被害対策として、フィリピンにはますます多くの優秀なヘリコプターが必要になっている。


★《続・読書余論》菅沼竜太郎訳『ベルツの日記』昭和26年~30年刊・他

兵頭二十八 note