Future Transport-News の2022-1-21記事「Former SpaceX Engineers to Build Autonomous Battery-Electric Rail Vehicles」。
「スペースX」のエンジニアだった人が起業した「パラレル・システムズ」。
このたび4955万ドルのファンドを起債する。元手はゼロではなく、非公表ですこしづつ出資を集めていた。
この会社の野望は、トラック業界から鉄道へ、米国の物流を転換させることによってカーボンエミッションを劇的に減らすこと。
コンセプトは、無蓋貨車のボギーの部分が単体で電動の自動ロボットになっており、このボギーロボット×2台で1個のコンテナを自動運搬する。さらに、従来よりも短い「トレイン」を構成することもあるようだ。長い編成にはしない。だから踏み切りで道路交通を遮断する時間は短くなり、緊急車両を通すために列車を臨機に停めることも可能だという。
この貨車ロボットは内臓電池で動く。カメラとAIを備え、危険を自律的に回避できる。
※しかしLAの、列車宅配荷物かっぱらい大集団みたいなのが湧いて出たら、どうしようもないわな。
つまりコンテナ1個で他の荷物からは独立してレール上を走ることもできる。
コンテナは2段積みにできる。その場合58トンのペイロードとなる。
運搬距離は800kmを想定。この場合、トレーラートラックで運んだ場合に排出される2酸化炭素の25%のエミッションで済むはずだという。
電源の内臓バッテリーの満充電に必要な時間1時間未満。
2019年のデータによると、米国が排出する二酸化炭素の7%が、トラック輸送によって生じているという。重量にして4億4400万メトリックトンの二酸化炭素をトラックが出しているのだ。
すでに米国ではトラックドライバーが8万人不足している。これも新無人鉄道システムが解消できる。
「マイクロ駅」も考案する。従来よりも小規模な貨物専用駅を、ユーザーのより近くに、たくさん設けるのだ。
さらに、コンテナ港のクレーンの真下にも、この専用ターミナルを設ける。すなわち岸壁埠頭において、貨物船からいきなりロボット鉄道へ、コンテナが移しかえられるのだ。
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2022-1-22記事「New neutron-based method helps keep underwater pipelines open」。
2000m近い深海底を原油パイプラインが通っている場合、海底の温度が低いために、パイプ内でガスと水が「固体ハイドレート」を形成して、パイプを詰まらせてしまうことが起き得る。
管に音波センサーやサーマルイメージカメラ、ガンマ線などを近寄せれば、詰まり場所は分かる。しかし海底の砂礫に埋もれていたりすると、場所特定が難しくなる。
「テクニックFMC」社は、非接触、非破壊の流儀で、深海パイプラインの詰まり位置を診断するのに、中性子を使えばいいと提案している。
「即発ガンマ線中性子放射化分析」という既製技術を応用。この用語が分かる人には以下の説明は不要だろうし、わからん人はググった方が早い。わたしもわからん。
BOOTH
くだらぬ議論は止めよ! 敵地攻撃力はこうすればいい!