水中で24時間くらい消えない、特殊工作用の「導火線」が必要だろう。それは測深索の代わりにもなるくらいの靭強度があることが望ましい。

 Cam Edwards 記者による記事「2022-2-1記事「New gun control measures take effect in New Zealand」。
    2-1からニュージーランドでは銃の所持にあらたな規制が加わる。たとえば、過去に14日以上、海外旅行していた者の資格審査は、厳しくなる。

 これは2019年に51人がモスクで射殺された事件を承けた、法改正。

 NZで銃暴力が最もよく起きる場所は、オークランドである。銃による死傷事件の半数が、そこで発生している。

 ※銃社会で警察が集めた膨大な銃器類はみんなウクライナへの援助品に回せばいいかといえば、それだと過去の犯罪の物証が消えてしまうことになるので、不都合なのであろう。「リベレーター」の現代版が必要だ。

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 Allison Goldstein 記者による2022-2-4記事「The Science of the Winter Olympics」。
   バイアスロンでは、1周3~4kmをスキーでまわってくるあいだに、選手の心拍数が180/分くらいになる。その拍動と呼吸が、ライフルの精密照準をいちじるしく困難にする。わざと、兵士に、激動直後の狙撃を強いるというところが、この競技の肝なのだ。

 使用されるライフル銃は重さ8ポンドで、実包は「.22ロングライフル」という射的競技用の拳銃弾を使う。反動はほとんどない。

 的までの距離は、アメフト競技フィールドの半分。1つの標的に5発を射ち込む。的を1発外すごとに、150mのスキー滑走がペナルティとして加わる。

 立射時の的の大きさはソフトボールくらい。伏射時の的の大きさはゴルフボールくらいである。

 スケート競技では、適正な氷温と氷厚が、種目により、すべて異なっている。
 最も低温でなくてはならないのはスピードスケート。比較的に高温でもかまわないのはカーリングである。
 最も厚い氷を必要とするのはフィギュア。薄くてもいいのはスピードスケートとアイスホッケーだ。

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 Tyler Durden 記者による2022-2-6記事「Lukashenko Vows Belarus Will Fight By Russia’s Side If Ukraine War Starts」。
    日曜日に露軍は、核攻撃用の「Tu-22M3」爆撃機×2機をベラルーシ上空に飛ばして、NATOがウクライナ侵略に逆らうのなら核戦争だ、という、毎度なじみの脅しを繰り返した。

 プーチンの同盟者であるルカシェンコ大統領は週末、ドンバスでの対ウクライナ戦争にベラルーシも参戦すると誓った。

 そのさいの最初のアクションは、ベラルーシからウクライナに向けてのエネルギー、燃料、および工業サプライの流れを、遮断することだと、ルカシェンコは予告した。

 ※ロシアの天然ガスパイプラインの1本がベラルーシ西部から南下してウクライナ西部に入り、そこからスロバキアとチェコ領を通ってドイツまで達している。

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 2022-2-6記事「Portland bans encampments near highways after 70% of pedestrian deaths were homeless people」。
    米国北西部のポートランド市(オレゴン州)は、ホームレスが幹線道路の脇にテントを張ることを、市長の緊急命令によって、禁止した。
 昨年、自動車と歩行者の衝突事故の70%が、それらホームレス絡みだったので。

 国道、州道、人車分離の不良な市道や交差点の附近が、すべてキャンプ禁止エリアに含まれる。

 もし野営している者がいたら、「衝突事故削減チーム」が強制排除し、市提供のシェルターへ引越しさせる。
 ※オレゴン州でホームレス数千人が今の季節に野宿で生きられるということを考えれば、真冬の東欧ガスパイプライン破壊作戦によってドイツ市民が暖房を石炭ストーブに切り替えなくてはならなくなることぐらい、なんでもないだろう。