燃料と弾薬の集積を、ぜんぜんしてない。専用のタンクローリーが写っておらず、汎用のトラックも数十台というところ。これでは「演習」でしかない。
まあ、それはいいからアメリカは早く口実を作ってノルドストリームの「1」も「2」も、粉々に吹っ飛ばすべきだ。ついでに軍艦も片端から沈めてやると、反プーチン・クーデターを早めてやることができるだろう。
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indomilitary の2022-2-15記事「ST-35 Silent Thunder ? Ukrainian Design Kamikaze Drone with Unique Launch System」。
ウクライナのメーカーである「アトロン・アヴィア」社は、「ST-35 サイレントサンダー」というロイタリングミュニション(うろつき自爆機)を開発した。
離陸時に、滑走路もカタパルトも必要としない。地面に置いた状態から、まず6軸のマルチコプターによって垂直に500m持ち上げられ、そこからリリースされると、推進プロペラがスタートして、固定翼機として飛行を開始する。
自爆するときは垂直降下なので、錯雑した市街地内でも精密に露軍だけを攻撃して、住民や建物への余計な損害は抑制できる。95%の高率で、狙った点から3m以内に着弾してくれる。
サイレントサンダーの最大離陸受領は9.5kg、弾頭重量は3.5kgである。
炸薬にはFAE(燃料空気爆弾)も選択できる。
機体を最初に空高くもちあげてくれるドローンコプターは、無線の空中中継器も兼ねているというところがユニーク。
本体固定翼機のレンジは30km、滞空可能時間は60分だ。上昇限度は1200m、最大速力は140km/時。
システム全体は3名の歩兵で運搬できる。荷物には自爆機×3機が含まれる。1人の負担重量は15kgである。
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AFPの2022-2-10記事「Macron calls for 14 new reactors in nuclear ‘renaissance’」。
マクロンは、14基の新原発を新設するぞとブチあげた。名づけて「ニュークリア・ルネッサンス」。
まず6基の、新世代原発「EPR2」を着工させる。並行して8基の新世代原発の研究をスタートさせるそうだ。