120ミリ迫撃砲弾の形状がわかった。

 雑報。
  宇軍が120ミリ迫を発射している動画を見ると、弾丸先端が準プローブ状に突き出している。真正面に対してはHEAT効果、側方に対しては破片効果という、両方の威力を同時に発揮できる砲弾が、最初から整備されていたと想像できる。砲側員は、コンパクトなマルチコプタードローンを飛ばして着弾観測している。タブレットはジョイスティック付きで、専用機のようだが、相当に簡便なものだ。砲弾そのものにはGPS誘導デバイスが取り付けられているようには見えない。装薬は、少なめなのではないかと思われる。
 ここから推測されること。宇軍はATGMよりやや遠い間合いまで露軍の所在位置に近寄り、森林内から120ミリ迫を、無誘導で射ちかけている。観測が良いことと、比較的に近間なので、無誘導でも、弾着が照準点からあまり散らばらないのだろう。

 ウクライナ軍はマリウポリの陸上防禦用IEDとして、繋維機雷も流用している。
 ロシア製の8輪装甲車は、非舗装道路中央に仕掛けられたIEDにより、完全に天地逆転、裏返ってしまう。

 露軍は、前後二重連型の全地形踏破用装軌車(ほぼ非装甲)まで前線に持ち出すようになった。あきらかに、正式の装甲車両は涸渇してきた。

 ノルウェーは、「M72 LAW}を追加でさらに2000発ばかり、ウクライナに援助するという。

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 SOFREP の2022-3-31記事「Ukraine Publishes Names of 620 Russian Spies, Russian Radio Communications Intercepted」。
    ウクライナ政府は、ロシアのFSBの機関員、620人の姓名を公表した。
 その多くはヨーロッパで違法活動に従事中だという。
 なんと、そいつが乗っている自動車のナンバーまでバラされている。
 スカイプで用いている自分のコードネームもバラされている。ふざけた名前がついている。

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 Tyler Durden 記者による2022-4-1記事「Ukraine Demands Removal Of Slovenian Flag Because It Looks A Bit Russian」。
   ウクライナ政府は、駐ウクライナのスロヴァキア大使館に対し、スロヴァキアの国旗がロシア国旗と似すぎていて困るから、一時的に、外してくれないかと要請中。

 風があるときは違いが区別できても、風のないときは、見分けがつかんのである。

 なお、国際猫品評会では、シベリア猫はエントリーできなくされた。いまやロシアに関するものは何でもダメのようだ。

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 ロイターの2022-4-1記事「Ukraine will soon be able to better protect its skies -envoy to Japan」。
   ウクライナの駐日大使のセルギー・コルスンスキーいわく。
 米国および英国から、超近代的な防空装備が援助される見通しだと。

 巡航ミサイルを迎撃する必要があるのだが、現状ではウクライナ軍にその能力がないからだという。

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 ジェーンの2022-3-30記事「JMSDF anti-air training vessel sustains minor damages in tidal current accident」。
   海上自衛隊が艦隊空ミサイルの実験に使っている『くろべ』が、3-22に関門海峡で航路浮標(ブイ35)に衝突した。
 海流が不意に変わったためという。朝の6時半。

 その後、『くろべ』は部埼(へさき)に繋留されている。

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 Clare Roth 記者による2022-3-31記事「Researchers test far-UVC lamps that kill bacteria safely」。
    紫外線には三種類ある。

 UVAは大気圏を通過して地表まで到達し、人の皮膚の皺を増やしたり、皮膚癌を起こす。白内障の原因にもなる。

 UVBは、皮膚の表層に日焼けを起こさせる。

 UVCは危険度において最大。しかしさいわいなことに、地球の大気層が、そのすべてを吸収してくれているので、地上の生命は絶滅しないで済んでいる。

 コロムビア大学の研究陣は、このUVCのうちの「far-UVC」を特殊ランプによって人工的に発生させれば、病院の病室とか、体育館のような広大な屋内のウイルスを安全且つ効率的に無力化できると考えている。「far-UVC」の波長は、人の皮膚や目には無害なのだという。

 なぜ「far-UVC」が人体には無害なのかというと、その表層面にて吸収されてしまうからだという。皮下の生きている細胞までは、届かないので。

 この特殊ランプを5分照射すれば、屋内の空気中のバクテリア(ミストに乗せて実験)の98%は死ぬという。


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 Sravasti Dasgupta 記者による2022-4-1記事「3 dead, 1 missing after mid-air collision between two South Korean trainer jets, air force says」。
    韓国のジェット練習機「KT-1」×2機がソウルの南方300kmで空中衝突し、げんざい、3人の死亡を確認。もう1人は捜索中。

 2機は泗川の水田に墜落した。