ゲパルトの供与が決まったという速報がSNSに流れている。

 AASPである。

 また、雑報によると、特殊な路側仕掛け兵器が既に供与されている。「PARM DM22」という。

 ウィキが独文しか出てこないので当て推量だが、ドイツでは1980年代から、路側に仕掛けられる対戦車HEAT榴弾を研究し、1998より前には完成させた。最初の型は「DM-12 PARM」といい、直径128ミリで、炸薬1.5kgのHEAT。全重は10kgらしい。路側に、横向きにこれを仕掛けておくと、距離40mまで対装甲の破壊力を発揮できるという。たぶん「PARM DM22」はその改良型なのだろう。トリガーは音響か?

 このほか、レオ1A5を88両供与するという話も進んでいるらしい。

 次。
 indomilitary の2022-4-25記事「Vietnam’s military maintains the use of Onthel’s “Cargo Bike”」。
   ベトナム軍では今も、カーゴ・バイク、すなわち補給品運搬用の自転車の押し方を、すべての歩兵に教育している。

 「オンテル」〔インドネシア語?〕と呼ばれる、いたって旧式な荷物運搬自転車だ。

 カーゴバイクはインドシナ戦争で大活躍した。なんと350kgの荷物をフレームに吊るして、山道を押して歩くこともできたのだ。「ディエン・ビエン・フー」攻囲作戦で、この自転車隊列が、砲弾を推進補給した。

 自動二輪車より隠密性があり、しかもまた、ジャングルの中では、速力もそんなに違わないのである。

 ※ノルウェー製の「ペンギン」地対艦ミサイルは390kgある。特別な運搬用自転車を工夫すれば、戦前の「山砲」のように、人力だけで、離島内を移動できるであろう。射程は水平線まである。