これで5-2いらいの露政府によるイスラエル挑発の意味が理解できてきた。
兵員不足に陥っている露軍は、ハマスやヒズボラをリクルートして対宇戦線に投入したいのだ。それには理由付けが要る。「大義」によって宣伝がされねばならない。だから「イスラエル=ナチス」と呼号するわけだ。
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Alex Hollings 記者による2022-5-3記事「‘Top Gun: Maverick’ producer says Darkstar looked so real, China moved spy satellite to see it」。
映画の『トップ・ガン:マヴェリック』が今月後半、全米の映画館にかかる。
この映画の中に、ハイパーソニックで飛行する「ダークスター」という架空の海軍新鋭機が登場するのだが、製作者のジェリー・ブラッカイマーによると、撮影のために飛行場まで持ち出した実物大のハリボテに中共が異常な関心を示し、わざわざ写真偵察衛星の軌道を変更して、そのモックアップ機体を撮影していたという。
その事実は、海軍からブラッカイマーに知らされた。
「これがSR-72だ」といわれても信じてしまうくらい、よくできていたので、無理もない。
監督のジョセフ・コシンスキーは、じっさいにロックマートのスカンクワークスの技師たちから知恵を集めて「ダークスター」のデザインを決めたのだ。
コシンスキーは以前から、たとえば『トロン:レガシー』や『オブリヴィオン』を作るときに、航空設計会社と協働してフルスケール模型をこしらえるなどしていたという。
※それにしてもトム・クルーズは強運じゃないか。新作『トップ・ガン2』は、何年も前に完成したはずだが、新コロのせいで映画館上映が不可能になってしまった。ネットだけ公開という手もあったけれども、それでは出資者を満足させる配当がうまれるはずもない。だから堪えに堪えて今年の5月まで待った。すると偶然にも2月にプー次郎がヨーロッパで本格戦争を起こしてくれた。おかげで大盛り上がりだ。陰謀論者なら「ウクライナ戦争はトム・クルーズが起こさせた!」と叫ぶであろう。わたしは前作が面白かったという記憶がなく、本作の筋書きにもほとんど興味をもてない。が、設定に興味がある。なんで前作で偉功をあげた名物パイロットが大佐どまりで退役しないで済んでいる? そこを脚本家はどう合理化したのか?
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Howard Altman 記者による2022-5-3記事「Ukraine Worried It Can’t Train Enough Troops On Javelins」。
ジャヴェリンには「トレーニング・キット」がある。それが足りない。そのため、本体ばかり大量に贈られても、ウクライナ軍の中に新手の射手を増やすことができないので、戦果の伸びが停滞している。
1発20万ドルだから、練習なしで無駄撃ちさせるわけにもいかない。
米国はすでにウクライナに、ジャヴェリン5000発、スティンガー1400発を供給している。
これで米国内にあったスティンガーの「四分の一」を贈与したことになるという。
ジャヴェリンはストックの「三分の一」を与えたことになるが、オースティン長官によると、「二分の一」まで行っても問題はないのだという。それも今年じゅうに。
ジャヴェリンの生産工場(ロックマート系列)はアラバマ州にある。過去20年間で5万発以上を製造した。バイデンは先日、そこを訪れて激励した。
そのさいバイデンは指摘した。1個のジャヴェリンの中には、200個以上のマイクロチップが組み込まれていると。だから米国国内でのマイクロチップの量産にも拍車をかけなければいけない。それに関して米国投資家が国内への投資をやめてしまったのはよくなかった。議会は政府が提出した「CHIPS」法案に協賛して欲しい。
※ウクライナ発のドローン空撮動画を視ていると「そこは曳火(VT)だろう!」と叫びたくなる着発シーンが多くて困ってしまう。すでに敵歩兵がバラバラと走って逃げているところを追い討ちするのに、着発ではダメだ。VT信管さえあれば、精密誘導弾でなくとも、敵歩兵を無傷で逃すことはなくなるはず。ソ連仕様の152ミリ砲弾にも取り付け可能なVT信管は作れるんじゃないか? それだけでもぜんぜん違うぞ。また、たとえば107mm迫撃砲弾クラスの、無誘導の簡易ロケット砲弾に、VT信管をとりつけるだけでも、著効があるはず。援助専用火力として、研究すべきである!