ロシアの奥地、数箇所で「野火」が燃え広がっているが、戦時中なのでそれを消火する人手がなく、燃え放題だという。

 2022-5-4記事「Finland’s VR halting freight traffic to Russia by end of 2022」。
   フィンランドの国有鉄道企業である「VRグループ」は火曜日発表。ロシアとフィンランドの間の貨物列車の運行は、年末までにすべて終了させると。

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 カミル・ガリーフ氏の2022-5-6投稿。
   アゾフスタルの地下トンネル網は、ソ連時代に掘られた核シェルターである。だから多数の住民を長期間、匿えるのだ。

 プーチンが製鉄所攻撃に投入している露軍は、出身地的には皆ウクライナ人。占領地で、60歳までの住民男子を根こそぎ強制徴兵して、突撃させている。与えられている兵器装備はソ連時代のとんでもなく古いゴミ。ボルトアクションのモシンナガン小銃(日露戦争の歩兵銃)まで持ち出してきた。ようするに、このさいウクライナ人同士で共倒れさせてやれ、というのがプーチンの考えである。民族浄化作戦だ。

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 2022-5-3記事「Israel Aerospace Industries (IAI) and Hyundai Heavy Industries have signed an agreement with the Philippine Navy」。
   IAIとヒュンダイ重工業は協定に署名した。比島海軍のコルヴェット用にIAIのエルタ事業部製の「アルファ3D」という三次元レーダーを搭載する。軽量なAESAである。

 ※初期のイージス艦を実現させるために、どれほどの開発費と技師数と年月(無数の実験のくりかえし)が必要だったか。またその後の継続的な改善に、ロックマートやレイセオン社がどれだけ巨費を投じ続けているか。ロシア軍艦の防空システムは、それとは比較にもならない安直な仕上がりの「みかけだおし商品」でしかないことは、誰でもピンと来ていなくてはならぬこと。露艦の対ミサイルの個艦/艦隊防空など、実戦状況下では、機能するわけがないのである。それが、カタログスペックとは別の「相場値」というものなのだ。とうぜん、シナ軍艦には、そのロシアのレベルほどのミサイル迎撃能力すらも無い。西側との実戦になれば、すべて海の藻屑である。張子の虎が、張子の虎とバレた。よいことだろう。

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 Madalin Necsutu 記者による2022-5-5記事「Romania Plans to Export Black Sea Gas to Moldova, Region」。
   ルーマニアは黒海の海底ガス田を開発していて、2026年から天然ガスを採掘できそうなのだが、これをモルドヴァに優先的に供給してやるよと、ルーマニアのエネルギー大臣が言った。水曜日。
 現状ではモルドヴァは、ガスを100%ロシアに依存している。

 ガスの採掘量は、ルーマニアの国内需要を上回る予定だそうである。
 モルドヴァだけでなく、それをブルガリア、ギリシャ、ハンガリーにも輸出する。だが筆頭はモルドヴァだ。
 採掘技術は、共同事業者であるエクソンモビルが持っている。