The Maritime Executive の2022-5-12記事「Ukrainian Sources Claim a Hit on a Russian Naval Auxiliary」。
黒海に投入されたロシア海軍の補給艦『Vsevolod Bobrov』がウクライナ海軍の攻撃を受け、炎上中だ、とウクライナのソースが主張している。
げんざい、なんとか自航でセワストーポリ軍港まで辿り着こうとしているところ、という。
※「人魚の鰭」のかたちに末端を成形した「セミシュラフ」型の、冷水中用半身体温断熱着が可能なのではないか。胸から下だけをカバーして、通常のライフジャケットと併用。これなら、暫く両手は動かせる。フィンとの併用で、僅かだが、岸まで泳ぎ着けるチャンスが増すだろう。
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ロイターの2022-5-11記事「Bulgaria to Receive US LNG Deliveries Starting in June」。
ブルガリアは、米国から2隻のLNGタンカーを6月に受け入れる。
ガスプロムはすでに4月27日に、ポーランド向けとブルガリア向けの天然ガス供給を止めている。ガス代金をルーブルで支払うことを拒否したというので。
米国のLNGタンカーが届ける天然ガスの代金は、ガスプロムの料金よりも少し安いという。
ブルガリアはもっか、アゼルバイジャンともLNG商談をしている。その天然ガスは、ギリシャとトルコまでパイプラインで運ばれ、その港からブルガリアへ、LNGタンカーで搬入される。
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SOFREP の2022-5-13記事「Russian Military Industry in Shambles: Massive Lay Offs, Low Wages, and Low Morale」。
『エルサレム・ポスト』紙が、ロシア国内の軍需工場の惨状をリポートしている。
シベリアの軍需工場の労働組合からロシア首相に当てた手紙。その内容だ。
いわく。低賃金のうえにレイオフの嵐が吹き荒れていると。
これが西側の経済制裁の直接の影響であることは、あきらかである。
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硬質のゴムボートをそのまま「リヤカー」にすることはできるか? できる。
それを電動バイクで牽引するならば、敵のドローンのサーマルセンサーにはひっかからない、夜間の対戦車遊撃ユニットができる。
埋伏するときは、ゴムボートをひっくりかえしてオートバイの上に被せれば、そのまま対空擬装となるだろう。研究すべし!
露兵に拾わせる専用の、爆裂スマホや焼夷スマホ、ビーコン携帯ができるはずだ。
略奪者が起動操作すると発信スイッチがコバートでONになり、それを所持する者の座標を定期的に放送し続ける。モニターしている側が、特別な暗号信号を送れば、炎上または爆発するという仕掛けの。
画面には「バッテリー電力が足りません」とか「電波が弱いです」といった、もっともらしい表示が出続ける。だから、盗っ人は、それが故障していないと信じ、捨てずにキープする。
本体裏には、実在するメーカーと1字違いのロゴを刻んでおく。生産国名も同様。
一定時間以上、モニター圏外になったときも、ランダム時限で害を為すようにする。
研究すべし!
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indomilitary の2022-5-13記事「Australian Navy Unveils Speartooth LUUV ? Underwater Drone That Looks Like a Killer Whale」。
豪州海軍は先にXLAUVという超巨大ロボット潜航艇の開発計画を発表したが、それとは別で、こんどは外見がシャチそっくりの「スピアトゥース」LUUV計画もあることをブチ上げた。
スピアトゥースのメーカーは「アンドゥリル工業」と「C2 ロボティクス社」。どちらもオーストラリアのベンチャーでUUVを開発してきている。
C2社が最初にこしらえたスピアトゥースのプロトタイプは、長さ8m、幅1mで、深度2000mを行動できる。リチウム電池を動力とし、航続距離は最大2000kmである。これは「浮力利用グライダー方式」を併用することによって可能になる。
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Maciej Szopa 記者による2022-5-12記事「Russian Ka-52 Shot Down With Piorun MANPADS」。
ウクライナの第95空挺旅団のスポークスマンがSNSに投稿。露軍の新鋭攻撃ヘリである「カモフ52」×1機を、ポーランド製のMANPADである「PZPR」(援助品)によって撃墜した、と。
5月11日に、Izium地区で落とした。
この肩SAMは別名「Piorun」ともいい、援助されるや、いきなり固定翼の対地攻撃機の「スホイ25」を撃墜している。射手はウクライナの郷土防衛隊。
ポーランド製の肩SAMは、水平射距離6500m、高度は4000mまで対処できる。2010年から5年がかりで開発された。その前から「グロム」という国産のMANPADがあり、それを更新した。