予備自衛官を総動員して夏のうちに伐採搬出路を整備しておく。たとえば架空索道やモノレール。
冬のエネルギー危機が到来したら搬出し、チップ化し、分散貯蔵。
豪雪地帯へは、関東以南から供給する。
そうやって今年の冬の諸燃料費の高騰を幾分かでも緩和するのだ。
薪燃料はカーボンニュートラル。いくら燃やしても、二酸化炭素を余計に作り出したことにはならない。
杉の木が減れば国民の「生産性」「学習効率」が上がる。国力が増強され人々は健康で文化的な生活を享受できる。
皆伐した跡には、実のなる広葉樹を植える。樹皮が食用になる広葉樹でもいい。これで「働かなくとも喰える社会」の実現にまた一歩近づく。
短期的には、そこに日雇い労働力を投入し得るので、地方の失業対策ともなる。
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Stijn Mitzer 記者による2022-1-9記事「Convenient Ignorance: The U.S. Senate’s Approach To Israeli Arms Sales To Azerbaijan」。
アゼルバイジャンのうしろだてはトルコであるが、じつは、トルコ製の兵器弾薬はアゼル軍の輸入量のうちの2.9%でしかない(2011~2020年の統計)。じつに、69%もの兵器弾薬は、イスラエルから調達されているのである(2016~2020年の統計)。
アゼル軍は21種類のUAVを運用している。そのうちトルコ製なのは2機種だけ。18機種はことごとくイスラエル製である。
イスラエル製UAVのうち6機種は、「ロイタリング・ミュニション」である。
しかも、そのうち5機種は、アゼルバイジャン国内の工場で量産されているのである。この合弁事業を「Azad」という。
たとえば自爆特攻機「オービター1K」はアゼル国内では「ザルバK」および「イティクォヴァン」の名で製造されている。エルビット社の「スカイストライカー」は前期型と後期型が輸入されている。そして「ハロップ」。
※偵察専用UAVも詳細なリストが付いているが、略す。
※この記事のリストによると、アゼル軍は「ハロプ」は使っているが、「ハーピィ」はもう輸入をしていないようだ。
アゼル軍はイスラエルから120mm迫撃砲の「スピアー・マーク2」を買っており、そのレンジは10kmである。その前には「カルドム」という120mm迫を買っていて、こっちはレンジ8km。
非誘導の多連装地対地ロケット弾としては、レンジ45kmの「LAR-160 リンクス」など。
GPSで終末誘導されCEP10mで着弾する多連装ロケット弾としては、レンジ150kmの「エクストラ」。径306ミリ。※尖閣防衛には最低190kmのレンジがないと石垣島から届かないので、これらは候補にならない。
そしてレンジ430kmの地対地ミサイル「LORA」。CEPはやはり10mだ。
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ストラテジーペイジの2022-6-6記事。
ウクライナ軍がベルギー製の「F2000」小銃を手にしている写真が出てきた。ブルパップ型のアサルトライフルだ。
その一部は、もともとユーザーであるポーランド軍からの寄贈と見られる。
ブルパップ型自動小銃を左利きの者でも使いやすいようにするためには、薬莢を前方へ蹴り出させる機構が必要である。側方へではなく。「F2000」はそのようになっている。
※もともと装甲車内ですこしでも邪魔にならないように工夫されたデザインだが、窓から銃身を突き出したくない市街戦でもブルパップは理想的に近いと言えるだろう。