最新の ★《続・読書余論》は、塚本誠著『ある情報将校の記録』昭和54年刊・ほか です。

 《note》 https://note.com/187326mg/  をごらんください。

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 Joshua Schneyer, Mica Rosenberg and Kristina Cooke 記者による2022-7-23記事「Exclusive: Hyundai subsidiary has used child labor at Alabama factory」。
   アラバマ州モンゴメリーに近い、ヒュンダイ・モーター会社の子会社工場「SMARTアラバマ」が、12歳の児童労働者を自動車部品製造ラインで働かせている。

 金属プレス機の操作を12歳にやらせていたりするという。グァテマラ移民が含まれており、とうぜん学校へは行っていない。
 ヒュンダイはいうまでもなく韓国の自動車メーカー「現代」である。

 アラバマ州法では17歳までは就学が義務付けられており、また18歳以上でなくばプレス鈑金ラインに就けてはいけない。

 ※きのう視聴した「ひろゆき」さんのユーチューブ解説によると、選挙運動期間中に候補者1人につき1枚だけ掲示することのできる「ポスター掲示場」の数が、国政選挙だと1万箇所以上もあり、抱えの運動員が少ない泡沫自民党候補者は、統一教会がオバート/コバートで差し出す《無償運動員》をたのむことになるのだという。なるほどと思った。これは大きく見ると《憲法違反状態》だと思う。なぜなら候補者本人が1人で貼って回れないほどの数の「ポスター掲示場」が設けられているという実情が、被選挙権の公平な保障を、うたがいもなく損ねているからだ。すぐに公職選挙法を改正し、「ポスター掲示場」にポスターを貼る作業はすべて選挙管理委員会が代行することにすべきである。また「ポスター掲示場」の半分くらいはこれからは「紙ポスター」ではなくて「電子映示ポスター」でいいだろう。そうなればカルト団体の政界浸潤は防遏される。なお兵頭の宗教倫理観について知りたい人は旧著『日支宗教戦争』を再読せよ。

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 APの2022-7-23記事「Plane crashes near lifeguard competition; pilot rescued」。
   南カリフォルニアのハンチントンビーチで、バナーを曳航していた広告会社の小型機パイパーカブが、岸から30mの水上に墜落。プロペラは止まっていたという。

 ちょうど現場では、「2022年カリフォルニア・ライフセービング協会主催 ジュニア・ライフガード・チャンピオンシップ」(17歳前後が対象らしい)の競技が開催されていたが、主催者側のプロがただちに救助にあたった。

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 Defense Express の2022-7-23記事「What Is the Phoenix Ghost Drone: New Details Revealed」。
    ウクライナの大統領室のアドバイザーが、「フェニックス・ゴースト」について答えた。
 それはバックパックの中に入る大きさ。滞空時間は6時間におよぶ。赤外線を使って夜でもAFVを攻撃できる。ただし戦車は破壊できない。580発あれば、だいたい350両の装甲車を破壊できる――と。

 これでますます謎が深まった。
 以前の想像では「フェニックスゴースト」は「スイッチブレード300」より大きいはずだと考えられた。なぜなら6時間滞空というのはハンパない長さである。
 そしてまた「スイッチフレード300」の弾頭は40ミリ擲弾に他ならず、装甲車に対して威力はゼロに近いはずである。

 さりとて「スイッチブレード600」ともぜんぜん違うようだ。
 「スイッチブレード600」の弾頭は、ジャヴェリンの流用なのである。だから重戦車も破壊できる。「フェニックスゴースト」はそれよりは非力らしい。それにしても6時間滞空は凄すぎる。「スイッチブレード600」は、40分しか滞空できない。

 「スイッチブレード600」のウイングスパンは1.3m〔スイッチブレード300は、50センチ。まぎらわしい〕。ポーランド提供の「Warmate」は1.6mウイングスパン&滞空40分迄。

 他に、6時間滞空できる無人機を探すと、イスラエル IAI社製の「ハロプ」が該当する。ハロプは3mのウイングスパンである。

 ※この記事の直前に、以下の記事が出ている。以下の記事の写真は嘘なのか?

 Defense Express の2022-7-23記事「Ukraine Will Get Half a Million Aerial Loitering Munition from USA」。
  フェニックスゴーストの写真と称するものが掲載されている。
 ※発射シーンのみだが。見たところスイッチブレード300と同じようなサイズだが、内臓ガス発生器ではなく、外部のガス発生器で発射するもののように見える。

 ※昨日(7-23)、SNSにロシアのZALA社製の「ランセット」が野砲牽引トラックに命中する動画が初投稿された。また、イランがまったく類似品のないめずらしい先尾翼型の小型自爆無人機のスチルと動画をSNSで公開した。発進はロケットアシストで行なうようで、巡航はプッシャープロペラのようだ。大量生産されていることと、夜間に使えることが誇示されている。げんざい、これによってイラク領内のトルコ軍を攻撃中だという。

 ※従来は中共の兵器メーカーのスピード感が驚異的だった。ところが中共が実戦に参加せぬうちに、ロシアと東欧とイランが爆装無人機の進化スピードでまきかえしている。たった5ヵ月で趨勢は大変化した。今おそらく中共軍は「取り残される」と思って焦っているはず。陸幕はその危機感すら無いようなのでどうしようもない。


★《続・読書余論》塚本誠著『ある情報将校の記録』昭和54年刊・ほか


予言 日支宗教戦争