Anna Kholodnova 記者による2022-8-4記事「Yle: Russia is burning gas into the air on the border with Finland」。
NASAの火災検知衛星が、6月17日から、フィンランド国境の近くで天然ガスパイプラインが大炎上している熱線源を探知している。場所は、「ポルトヴァ」コンプレッサー・ステーション。
その焔は、フィンランド領内から目視できるという。
どうやらロシアは、採掘したガスを貯蔵するタンクが満杯になってしまい、それをひたすら燃やすことにしたらしい。ガスをフィンランドに売れないものだから。
ガスプロムはフィンランド向けの天然ガス供給を5月21日からストップしている。セルフ経済制裁。
次。
Uliana Pavlova and Jonny Hallam 記者による2022-8-6記事「Top Russian hypersonic missile scientist arrested on treason charge」。
ロシア国営メディアが報ず。ロシアのハイパーソニック飛翔体の指導的な研究者、アレクサンデル・シプリュク博士が逮捕された。国家叛逆の容疑だという。
ハイパーソニック関連の科学技術者の逮捕は、この夏、二人目。他にレーザー物理学者が1人、中共にデータを売ったとして逮捕されていた
シプリュクは超音速風洞の研究所長だった。
※米国の研究者と意見交換をしても逮捕されてしまう。パラノイア。
次。
Yimou Lee 記者による2022-3-3記事「Taiwan to more than double annual missile production capacity amid China tension」。
台湾は国内のミサイル製造能力を拡張し、ことしじゅうに、年産500発近くに増やす。
昨年の実績は207発だった。それを今年は497発にするという。
また「攻撃型ドローン」はこれまで実績ゼロだったが、年産48機、製造する。
ミサイル製造工場は、34拠点を新設する。その工場は2023年から稼動させる。
次。
Adam Swierkowski 記者による2022-8-5記事「More Polish UAVs in Ukraine」。
ポーランドはウクライナに、国産の「フライアイ」固定翼偵察無人機と、DJI製の「Matrice 300」を、追加で大量に供与した。
「FlyEye」は航続距離160km。行動半径は50km。最高時速120km。
ウクライナのデジタル大臣がクラウドファンディングを企画していて、集めた資金で、「ドローン軍」を創るのだという。すでに20機のフライアイ、78機のメイトリス、2基の地上管制局、20機の「ウォーメイト」自爆特攻機が調達された。
次。
Defense Express の2022-8-5記事「russia Moves More T-62 Tanks to Ukraine」。
こんどはカザンで、列車がT-62を西送しているのが撮影された。
ザポリジジア戦線では、30両のT-62Mが、長距離砲を直衛する任務に就けられているという。