他にはNASAMS、クレイモア水平攻撃型地雷、C4爆薬などの破壊工作用キット、などなど。
米軍は車載と牽引の3種類の120ミリ迫を運用しているが、そのうちどの型なのかは不明。ひとつたしかなことは、今まで米国はウクライナに12迫は援助していなかった。
※120mm重迫と、それ用の誘導砲弾と、座標を無線で指示する先行潜入斥候(前進偵察標的手)のコンビネーションは、アフガニスタンでは絶大な威力を発揮した(ただしキングエア改造の空中無線中継局機の在空は必須)。ウクライナ戦線では、生身のFOを派出する代わりに、ドローンを使うのだろう。また今では「スターリンク」もあるから、キングエアはいらない。
※クレイモアは自己鍛造弾に近い原理で水平に鋼鉄ベアリングを飛ばすので、100m以内だとAPCの側面に穴が開いてしまうという。
※C4の援助は、挺進隊による鉄橋破壊に本腰を入れるということか。
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Davids Freidenfelds 記者による2022-8-7記事「Latvian volunteers 3D print parts of explosives for Ukraine」。
ラトヴィアのボランティア達。
ウクライナ軍のために、擲弾の「VOG-17」をドローン投下爆弾に改造するためのテイルフィンと、「VOG-25」を爆弾に改造するためのテイルフィンを、300ユーロの3Dプリンターで製造してやっている。
前線では、これらが数百個単位で必要だ。
1個製造するのにプリンターで40分かかる。
このボランティアたちが10人いる。私物のプリンターはぜんぶで20台ある。
このボランティア活動に加わりたい者は、フェイスブックで「3D Savvalas」のページを見るとよい。プリンターの使い方も分かるだろう。
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Stetson Payne 記者による2022-8-6記事「China Makes ‘Simulated Attack’ On Taiwan As Beijing-Washington Communications Go Silent」。
土曜日に台湾近海に出没したのは、10機のスホイ30、4機のJ-16、4機のJ-11、1機の「輸8」改造対潜哨戒機、1機の「輸20U」空中給油機。