プーチンはイランに原爆材料を渡すことで最後の賭けに出るだろう。

 Matthew Impelli 記者による2022-10-19記事「Over 200 Iranian-Made Drones Shot Down by Defense Forces in Month: Ukraine」。
   水曜日ウクライナ軍発表。すでにイラン製無人自爆機を200機以上、撃墜せり。

 初戦果は10-19に落とした「シャヘド136」。

 次。
 Lolita C. Baldor 記者による2022-10-20記事「Top US general in Middle East on rare visit to nuclear-armed sub」。
   米軍の「中央コマンド」の司令官は、2022-4-1に変わっている。前は海兵隊のマケンジー大将だった。今は陸軍のクリラ大将である。
 その陸軍大将が、オハイオ級のSLBM発射原潜である『ウェストヴァジニア』を洋上に訪問し乗艦(それもなんと8時間)するという椿事。

 どの海面だったのかは秘密にされている。
 が、これがロシアとイランに対する核牽制のパフォーマンスであることは言うまでもない。

 時しもNATOは核演習をスタートしている。それにも〔おそらくインド洋で〕合わせた。

 ※予言しよう。プーチンに残されたオプションは、イランに「核武装」をさせることだ。さすがに爆弾そのものを譲渡すれば、世界から非難囂々となるのは必至だから、高濃縮ウランや中性子ブースターといった「素材」「パーツ」をこっそりと渡すことになるのではないか。さすれば《イランは独力で原爆をこしらえた》と強弁できる余地が、わずかばかり残される。もしもこの闇プロットが動き始めたならば、イスラエルとしては、その物資移転を阻止するために、早目にプーチン個人を政界から除去するというオプションしか残るまいと思う。



ウクライナの戦訓 台湾有事なら全滅するしかない中国人民解放軍