ドイツはすでに2022年夏から、約100名のウクライナ軍将兵に、レオパルト2の運用に必要な教育を開始していた。

 NTVDEという独ニュースTVチャンネルのすっぱ抜き。ウクライナ政府関係者も肯定した。
 この人数はどんどん増やされる予定だという。

 ※独政府は欧州諸国の最先頭に立ちたくない。しかし水面下では、やることはやっている。ウクライナ軍の自前の整備能力は今でも不十分なのに、高性能AFVをあまり急激にたくさん与えられても、単純に故障続出するのが目に見えている。これは仏国内でも同意見。しかし旧東欧やバルト海沿岸諸国は、気持ちとして、とても待ちきれるものではない。

 次。
 2023-1-12記事「Hundreds of U.S. military vehicles arrive at Dutch port before moving to Poland & Lithuania」。
   ポーランドとリトアニアに今年後半、展開する予定の数百両の米軍車両が、まずオランダの港に陸揚げされた。

 ※おそらく米軍の見積もりとしては、半年くらい教育に時間をかけないと、ウクライナ国内で西側最先端の重AFVの整備ができるようにはならないだろうと思っているのだろう。しかし旧東欧やバルト海沿岸諸国は、とうていそんな悠長に構えていられる気分ではないのだ。

 ※雑報によると、ラトヴィアとリトアニアを結んでいたガスパイプラインが謎の工作部隊によって爆破された。

 次。
 2023-1-13記事「The Ministry of Defense will acquire UAVs for 20 billion UAH in 2023」。
   ウクライナ国防省は、今年、2000万UAHを投じて各種のドローンを調達するつもりだ。
 ※UAH=1ウクライナフリブニャは3.48円。

 国内で製造している航空ドローンとしては、「Leleka-100」「А1-SM Furia」「Windhover」「PD-2」「ACS-3」などがある。
 Leleka-100 は2020年に完成。今、エクスカリバー砲弾を誘導するのに使っている。

 次。
 謹告。私事ですが、地方での葬儀に参列するため、暫時、PC通信ができない環境に移動します。
 この間、緊急のご用がある方は、携帯電話にお願いします。