ウクライナ軍が8日に発表。35機の「シャヘド」特攻機が襲来したが、その全機を撃墜したよ、と。

 しかし空対地ミサイルや地対地ロケット弾の攻撃も各地に多数あり、それで市民の被害が出ている。

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 Stetson Payne 記者による2023-5-6記事「Russian Tank With ‘Cope Cage’ Covered In Explosive Reactive Armor Emerges」。
    露軍戦車が「屋上屋」を重ねて、トップアタック兵器の爆発からせめてスタンドオフ距離を取ろうとする努力が進化中。ついに、「屋上屋」の「バーベキューグリル」上にERA(爆発反応装甲)の「コンタクト-1」を敷き詰めた。

 ちなみにこのごろの英文記事ではこの「屋上屋」のスラットアーマーのことを「コープ・ケージ」と称するのが流行。ウクライナ兵がそう呼ぶのだという。
 直訳すれば「いなしの檻」「対策檻」とでもなろうか。

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 NYTの2023-5-8記事「Russia-Ukraine WarRussian Evacuation Orders Sow Confusion in Some Occupied Areas」。
    ザポロジアとヘルソンでは、宇軍の反攻を予測したロシア軍が、占領地住民に対して、ロシア本土へ引っ越すように命じたのだが、住民はほとんど誰も応じていない。『NYT』は住民数十人に電話で確かめている。

 露軍はそのかわりに物資と金品を撤収させはじめた。商店には食料品はない。ATMには現金が無い。病院からも備品を持ち出し、病院ビルは無期限封鎖した。

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 Aaron Sarin 記者による2023-4-28記事「China’s Missing Million」。
  ※記者は中共内の新コロの実態を調べている専門家。

   2022年末から2023年にかけての冬だけでも、中国では100万人もの新コロ病死者が出たのではないかという、おどろきの推計が、提出されている。

 すなわち、アメリカ合衆国が3年のあいだに出している病死者数を、中国では2ヵ月のあいだに追加したらしいのだ。

 2022-11の人民による「白紙デモ」に熊プーは屈し、いきなり何の準備もなしにロックダウンを解除した。
 その結果、12月に爆発感染が起きた。最初の20日間のうちに2500万人が新コロに感染した。

 『エコノミスト』紙は2022-12前半に試算した。中国で1日に4500万人〔?〕が新規感染したなら、病死者は68万人に達し得る、と。

 その後、上海、香港、米国の別々の大学でも試算。1日に150万人が新規感染した場合、中共国内の病死者は100万人~160万人になるであろう、と。

 中共の感染対策予防センターの「呉 尊友」氏いわく。総人口11億3000万人のうち、80%が、2022-12-7から2023-1-21のあいだに、新コロに罹ったと。そして彼が推定している「死亡率」は0.09%から0.16%のあいだだという。それをあてはめれば、100万人死んだことになる。

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 Alex Horton, Mustafa Salim and Steve Hendrix 記者による2023-5-7記事「Iran hid weapons among earthquake aid to target US troops, leak says」。
    リーク文書でまたわかった。
 今年の初めの、死者数千人を出した地震の直後、IRGC(イラン革命防衛隊)とその手下の現地グループが、「人道支援物資」の中に武器弾薬を隠してシリア領内まで持ち込み、それを使ってシリアにある米軍基地を攻撃したのだと。