ロボットの顔面を徐々に人間に似せていくと、あるレベルで「不気味の谷」にぶつかるという話があったが、AI生成のエロ画の場合は、むしろ、ありえなさに、噴き出したくなるのを禁じ得なくなる。狙ったギャグではないはずなのに、そして、創り手としてはリアル写真に近付けることを熱心に意図しているはずなのに、フォルムの線がある一線を超えると、可笑し過ぎるのだ。
あと、雑感ですが、「お宝画像」というものは、今後は、なくなると思った。「1枚の稀少価値」が逓減するでしょう。
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Sofiia Syngaivska 記者による2023-5-18記事「Russian Media Report on the First Encounter with Leopard MBT on the Battlefield, Forgetting Previous Feats」。
ロシアメディアによると、露軍が始めて「レオパルト2」と交戦したという。
露軍の戦車のタマは、レオ2には当たらなかったという。また地面が泥なので、間合いも詰められなかったという。
ところでロシアのメディアは過去にも、レオ2と交戦したというガセねたを報じてきた。それとの整合性をつけるつもりは、彼らにはまるで無さそうである。
※現代七不思議のひとつ。偽の戦場写真をAIで巧みにこしらえた作例が、まだSNSに1つも投稿されていない。たとえばレオ2撃破写真。ちょっとだらしなくないか。ロシアのAIチームは。
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TOC の2023-5-17記事「Aircraft coalition? Ukraine relies on 50 F-16s from the West」。
イタリア、ドイツ、フランス、イギリスを歴訪したゼレンスキーの狙いは、40機から50機のF-16を、それらの国々の資金で供与して欲しいということらしい。
※『ルモンド』の5-18記事は「Londres veut batr une 《coalition internationale》 pour livrer de F-16 l’Ukraine」。教えてくれた御方、どうもありがとうございました。この記事に先立って、フランスからはむしろ空対地巡航ミサイルの「SCALP-EG」を供与するだろうという話が5-16に報じられています。
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Travis Pike 記者による2023-5-17記事「This is how you can join the Ukraine Foreign Legion (and who can join it)」。
ウクライナ軍に自発的に参加している外国人の志願兵たちは「インターナショナル・レジオン・フォー・ザ・ディフェンス・オブ・ユクライン」と呼ばれている。宇国防衛国際部隊、とでも訳したらいいのか。
そこに入るにはどうするか。
まず、あなたの国にあるウクライナ大使館の人、できれば駐在武官に面談して希望を告げることだ。
身分証明書、パスポート、あなたの履歴書や、軍歴等の専門的技能/経験値の証明になるものも、最初から持参するとよい。具体的には、さらに向こうから要求されるだろう。
大使館での審査に通れば、あなたには「ヴィザ」が発給されるはずだ。そのあとは向こうの指示にしたがうだけ。
できれば、個人装具は持参してくれとも言われるだろう。特にヘルメットや防弾衣のようなもの。
記者からのアドバイス。方位磁石、出来の良いナイフ、マルチツール、最上のブーツ、予備のブーツ、持てるかぎりの量の靴下、防寒衣類を、是非、つけくわえなさい。
あなたはウクライナに着くとまず「集合拠点」に案内される。そこで公式の契約書を作る。それにて、あなたはウクライナ外人部隊の正規メンバーとなる。
より詳しい話は「Ukrainian Foreign Legion」のウェブサイトにあるそうだ。
1ヵ月シャワーなし、温食なし、毎日が塹壕掘り、寝場所も塹壕の中……という生活でもまったくOKですという人以外は、応募しないで欲しい。現地で気が変わって「帰る」と言い出す者のお守りは誰がするのだ? それだけでも、ウクライナ軍と政府に多大な負担をかける。ロシア軍とギリギリでわたりあっている彼らから、かぎりある諸資源を奪う、妨害活動&利敵工作と、なんら変わりがなくなる。
もしあなたが退役軍人であるなら、あなたは十中八九、太りすぎであるから、装具一式をつけて階段を登る運動を今から始めたほうがいい。
次の者は、ウクライナ外人部隊に加わろうとしてはならぬ。
慢性病のある者。喘息、高血圧、厄介なアレルギーも、ダメだ。
小銃の取り扱い、穴の掘り方を知らぬ者。
過去に戦場に出たことのない者。
命令に従えない者。
怠惰な性格。
さまざまな中毒。
夜更かし、早起きができない者。
不平をブー垂れることは生産的だと信じている者。
1マイルを9分以内で走れぬ者。
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2023-5-18記事「The American company will supply Ukraine with hundreds of FPV drones」。
米国の「レッド・キャット」社は、200機の高性能クォッドコプターをウクライナ軍に供給する。6月を予定。
どこが高性能かというと、暗視ビデオ画像がすごいのである。
自重1.25kg、滞空30分可能。高度は3000mまで行ける。通信可能水平距離は5000m。
※非殺傷兵器として、日本からもできたはずの支援である。
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2023-5-16記事「The Varia eRTL615 is the first in their line of radar lights that’s designed specifically for e-bikes」。
電動自転車の後方から近づいてくる自動車の存在を警報してくれるレーダー装置の市販品ができた。
警報は、ハンドルバーにとりつけたスマホ画面に表示される。スマートウォッチでもいい。
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Jedrzej Graf 記者による2023-5-17記事「K2 Main Battle Tanks to be Manufactured in Poland for Export」。
ポーランドメディアの「ディフェンス24」が、HRCの副社長 Jun Mo SEO 氏にインタビューした。
ヒュンダイ・ロテム社(HRC)は、ポーランドのPGZ社と合同で、ポーランド国内で「K2」主力戦車を生産する。工場はポズナニ市。それはポーランド国軍に納めるだけでなくて、欧州圏域に輸出して行く。
ポーランド国軍向けの計画生産数だが、500両の「K2PL」型をポーランド国内で組み立てる。プラス、320両を韓国で組み立てる。
最初の1両の引渡しは2026年となる予定である。
ルーマニアとノルウェーも有望市場であったのだが、ルーマニアはM1を買うことになり、ノルウェーはレオ2を選んだ。
これからK2の売り込みをかける先は、中東諸国がよさそうである。